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ティレーノ~アドリアーティコの主催者が第5ステージ中止を発表!

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第5ステージのゴールは前日の午後1時でこんな状態だった…                        
第5ステージのゴールは前日の午後1時でこんな状態だった…                        
イタリア中部で開催中のティレーノ~アドリアーティコ(UCIワールドツアー)を主催するRCSスポルトが3月12日に、翌日に予定していた第5ステージ(フォリンニョ~モンテ・サン・ビチーノ)を、『悪天候時実施要項』に基いて中止にすると発表した。

悪天候時実施要項(EXTREME WEATHER PROTOCOL)は、国際自転車競技連合が今年1月1日から導入した新しいUCIルールで、極端な気象条件(みぞれ、積雪、強風など)がスタート前に予測されている場合、競技者の安全と健康を絶対的な優先事項とし、競技の中止や変更などの措置を取らせるものだ。

主催者のRCSスポルトによれば、第5ステージが行われる3月13日のフォリンニョ~モンテ・サン・ビチーノの気象予報は、雨天で気温が非常に低く、標高800メートル以上の場所では降雪のおそれもある。

今年のクイーンステージになるはずだった第5ステージは、標高800メートル以上の峠を4ヶ所越えたあと、標高1208メートルのサン・ビチーノ山頂でゴールする予定だった。RCSスポルトが中止を決定した時点で、サン・ビチーノ山頂にはもう雪が積もっていた。
(http://www.tirrenoadriatico.it/)