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徳田鍛造がフランス・アマチュアレースで60km独走して優勝

レース
3月20日、フランス北部のノルマンディー地方で開催されたアマチュア第2カテゴリーのレース PETIT APPEVILLE(プチ アプヴィル)で徳田鍛造が優勝した。

 
ゴール後、バイクを持ち上げて喜びを表す徳田鍛造
ゴール後、バイクを持ち上げて喜びを表す徳田鍛造


鹿屋体育大学時代に、2度のU23全日本チャンピオンに輝いている徳田鍛造は、昨年は大学卒業後、ニュージーランド籍のCCT p/bチャンピオンシステムに所属しベルギーを拠点に活動。今年は、タイでのオフトレーニングを経て、2月に活動拠点となるフランス・ノルマンディー地方へと渡り、現在は福島晋一監督(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)のもと、地元の名門アマチュアチーム(ディビジョン1)・C.C.ノジョンスールオワーズに所属し、アマチュアレースを転戦しながら、ヨーロッパプロを目指して活動している。

今回のPETIT APPEVILLE(プチ アプヴィル)は、3つあるフランスのアマチュアカテゴリーのなかの2つ目であり、徳田は3月6日に渡仏後初めて出場した同カテゴリーのレースでも3位に入賞している。

 
得意な独走でフィニッシュラインを目指す
得意な独走でフィニッシュラインを目指す
表彰台で笑顔を見せる
表彰台で笑顔を見せる

徳田鍛造によるレースレポート

今シーズン3レース目となる今回のレース。カテゴリーはフランスアマチュアのなかで中級となる第2カテゴリーだった。

初戦となったAbbeville(アブヴィル)もこのカテゴリーでその時はアタックを繰り返し3位。2戦目のMontataire(モンタテア/第1カテゴリー)では横風のレースで惨敗ではあったが、初戦での走りを認めてもらえたようで、いつも情報をくれるフランス人のジェレミーやボンシャンスの日野選手が所属するオリンピックグランサントの監督から噂になっていると聞いた。個人的にはほんまかいな? といった感じだったが。だが今回のレースで、ありがたいことにその噂が本当だったとわかった。

序盤からアタックがかかるが私が動くと集団も動く。前方に入ると私が動くまで動いてくれない。踏むのをやめると周りもやめる。そのため一旦大きく下がり様子を見ることに。すると、それまで動いてくれなかった集団が自分たちでアタックをしては追走をして潰すということをやってくれている。自分から動かなくても脚を使ってくれているのはありがたい。

途中、上りでペースがゆるまったところを狙い、わざと追いかけさせるような動きをかける。そしてまた下がって様子を見るということを繰り返していると、登りで数人が飛び出したところで完全に集団の勢いが止まった。

そこでアタック!! 前方の集団に追いつき一緒に行こうとするがついてこない。集団も追ってくる動きを見せるものの差が広がっている。これは行くしかない!! そこからゴールまで約60kmのタイムトライアル。そういえば大分でのU23全日本選手権ロードレースを勝った時もこんな感じだった気がする。

そして、あの時と同じように独走で優勝することができた。

たくさんのことを学んだ鹿屋体育大学を卒業した昨年から、NIPPOの支援をいただきながら活動をさせていただいているが、ここまで全くと言っていいほど結果を残すことができず、精神的にもキツいと思うことはたくさんあった。

しかし、そんな中でも昨年、ヨーロッパでの経験の浅い私にレースでの走り方、生活の仕方を教えてくださった橋川健さん。今シーズン、ヨーロッパで活動するにあたり、活動の受け皿になり、フランスでのチームを探してくださった福島晋一さん、コーチとしてご指導くださった福島康司さん。そして、厳しい環境に身を置きながら世界を目指したいという私の思いに対して、活動をご支援いただいているNIPPOの大門さんをはじめ、ご支援ご声援をいただいている多くの方々に本当に感謝している。

今シーズンは始まったばかり。しかしながら私自身に残されたチャンスはいくつもあるわけではないと思う。一緒に走ってきた選手たちが私がいるところよりもさらに上で、世界の強豪たちと戦っているが、一刻も早くそこに追いつき、追い越せるように精一杯精進したい。

チームTOKUDA ホームページ http://tannzouz33.wix.com/team-tokuda
徳田鍛造 フェイスブック https://www.facebook.com/teamtokuda/


今後も徳田鍛造は、フランス・ノルマンディー地方を拠点にレース活動を行っていき、国内では、福島晋一が代表を務めるボンシャンスに所属する。