キャニオンが新型DHバイク SENDER CF を発表サイクルスポーツのニュース

ダウンヒルバイクとそのライダーに必要とされる、強靭さ、技術、精神力。最新型 DH バイクの開発にあたり、キャニオン製品開発チームがこれ以上に重視したのが『最速を極めるためのクリエイティビティ』。すなわち、まっさらなキャンバスにその理想とする性能、最速のラインを描き出す創造性こそが、キャニオン史上最高の DHレース用バイク Sender(センダー) CF へと結実したのだ。

３度の DH世界選手権優勝を誇るファビアン・バレルを擁するキャニオン製品開発チームによって、最初のプロトタイプが製作されたのは2014年。そして製品化前の最終テストを 2016年2月、ニュージーランド・クランクワークスにて実施、その結果は２年間の開発期間における苦労に値する、満足のいくものとなった。

Sender CF は革新的な技術の塊と言えるバイク。フォワードジオメトリーと、可変ヘッドアングルと可変チェーンステー長機構からなる『Geo Tune』により、いかなるトレールにも、そして多様なライディングスタイルにも対応できる汎用性の高さを備える。

トラベル量によってその性格を変えていく『Triple Phase Suspension』により、これまで以上にバイクをコントローラブルなものとしている。ビッグエアに対応する信頼性の高いフレーム構造のみならず、ライダーの集中力を削ぐ走行中の音鳴りを防ぐための配慮といったディテールにまで気を配り、Sender CF で下るトレールはかつてないほど静寂に包まれたものとなるだろう。