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リオ五輪・自転車トラック競技 日本代表候補発表。中川、渡邉、脇本、窪木、塚越

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公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)は4月6日(水) 東京・味の素ナショナルトレーニングセンターにて、第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ) 自転車競技(トラック)の日本代表候補選手を発表した。
 
トラック種目はリオデジャネイロ五輪の参加枠を「5枠」 獲得している。その内訳は男子スプリント1枠、男子ケイリン2枠、男子オムニアム1枠、女子オムニアム1枠。選手強化委員会の安田光義委員長により、代表候補選手として以下の5名が発表された。


【男子スプリント】
中川誠一郎(JPCA・JPCU 熊本) 1979年6月7日生

【男子ケイリン】
渡邉 一成(JPCA・JPCU 福島)1983年8月12日生
脇本 雄太(JPCA・JPCU 福井)1989年3月21日生

【男子オムニアム】
窪木 一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 1989年6月6日生

【女子オムニアム】
塚越さくら(鹿屋体育大学) 1991年4月13日生

■短距離ヘッドコーチ:坂本 勉
■中距離ヘッドコーチ:飯島 誠

第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)  トラック競技は、8月11日〜16日の日程で行われる。

 

男子スプリント・中川誠一郎のコメント:
前回は初出場だったのでうれしさが強かったが、今回はこんなに枠取りで苦戦すると思わず.....リオまで3カ月、世界レベルに届いていないので、少しでも近づけるように調整します。

男子ケイリン・渡邉 一成のコメント:
ここまでポイント争いが厳しかったです。オリンピックに選ばれたことで、もう一度自分を見つめなおして、悔いの残らないレースになるようトレーニングしていきます。

男子ケイリン・脇本 雄太のコメント:
オリンピックは初めてなので、とまどいはあります。世界選で良い成績がとれたので、改善できることは改善して、シミュレーションしながらやっていきたいです。
 

男子オムニアム・窪木 一茂のコメント:
2年前からトレーニング、レースをしてきて、2日前にイタリアの遠征先で代表に選ばれたという連絡があり、これまでの犠牲や努力が報われたと思いました。今は期待に応えなければいけないという気持ちでいっぱいで、コーチとしっかり計画をたてて取り組んでいこうと思います。
 

女子オムニアム・塚越さくらのコメント:
代表に選ばれてとてもうれしいですが、自分がどこまでできるのかという不安も大きいので、目標を達成できるよう頑張ります。

 


今回、男子オムニアムには橋本英也も候補に上がっていた。飯島コーチによると、選考対象レースで比較すると5種目終了時点で大きな違いはなかったが、窪木が世界選のオムニアムで2ラップしたことを評価したとのこと。窪木は安定性も高く20点以上を獲得しているが、橋本はワールドカップで0点など安定性に欠けていた。なお、窪木、塚越の現時点での目標は8位入賞で、窪木は瞬発力、塚越は持久力を向上させるべくトレーニングを行っていく。

問・日本自転車競技連盟 http://jcf.or.jp