キャニオン 新型 スピードマックス CF SLX 受注開始

キャニオンでは、昨年10月に発表され、2015 アイアンマン世界選手権でのヤン・フロデノ選手の優勝によってその性能を実証した Speedmax CF SLX の受注を開始した。
 

すばらしいパフォーマンスはある日突然に発揮できるようになるわけではない。すべての要素を丹念に積み重ねていくことで、やっと得られるものだ。完璧なプランニング。完璧な分析。完璧なトレーニング。完璧な準備。すべてのディテールを完璧に整え、自らとバイクとを一つに、全体として最適なパフォーマンスシステムを構成する。これらを完璧にこなすことができれば、レースにおける最も困難な部分はすでに超えたと言える。

2015年のアイアンマン世界選手権、アイアンマン 70.3 世界選手権というダブルタイトルを成し遂げたヤン・フロデノは『バイクのセッティグが上手くいき、まるで自分とバイクが一体になったような感触を得られた時、とても心強くポジティブになれる。それは気持ちだけなく実際、レース中の脚に、心臓に、肺に、明らかに良い影響を及ぼし、パフォーマンスを向上させてくれるんだ。それが結局、これまで収めてきた勝利の秘訣だと言える。』と語った。

 

トップチューブ内に装備した『ギアボックス』にタイヤチューブや CO2 ボンベ、タイヤレバーを収納可能。バイクを降りてすぐにパンクが行え、素早くレース復帰が可能。またレースに必要な補給食を収納する『エナジーソース』をトップチューブに設置。空力性能と審美性に優れながら走行中アクセスしやすい配置となっている。

Profile Designと共同開発の『ハイドレーションソース』は走行しながら補充がしやすく、またレース後の取り外し、洗浄も簡単。『インテグレーテッドガーミンマウント』により、レースに欠かせない Garminを走行中読み取りやすく、空力性能に優れた位置に装着することができる。サドルの下部には『シートポストボトルケージ』を取り付け可能。
 

Ergonとの共同開発による『Ergon エクステンショングリップ』『Ergon ベースバーグリップ』 『Ergon アームパッド』はグリップ力、振動吸収性能、長時間維持できる快適性に秀でている。前モデル Speedmax CF から一新した『ブレーキシステム』は TRP との共同開発によるもの。前ブレーキはフォーク前部へと位置を変更することで、制動力と使用感を、また整備性を向上させている。
 

前モデル Speedmax CF で定評のあった安定感あるハンドリングをさらにブラッシュアップ。ヘッド角を最適化し、高速走行時のハンドリングを向上させた。またコックピット各部の調整幅を大きくとるだけでなく、ベースバー、エクステンション形状、シートポスト、ステム長、カセットスプロケットは好みの仕様を選択可能となり、よりパフォーマンスを高めるポジションをとりやすくなっている。

CFDとウィンドトンネルを用いた空力性能の向上では、50km/h で最高の空力性能が得られる設計。フレームの断面形状から各部品の形状まで、すべてのディテールが最適化されている。

 

Speedmax CF SLX 9.0 SL (Dura-Ace Di2, Zipp 404/808 NSW carbon clincher)  112万8000 円
Speedmax CF SLX 9.0 PRO (Dura-Ace Di2, Reynolds 72/90 carbon clincher)  100万5000 円
Speedmax CF SLX 9.0 (Ultegra Di2, Reynolds Strike carbon clincher)  79万7000 円
Speedmax CF SLX 8.0 (Ultegra Di2, DT Swiss R32 Spline)  67万4000 円

※ Speedmax CF SLXは UCIレギュレーションに適合しています。

問 キャニオンジャパン https://www.canyon.com/ja/