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ジルベールがリエージュ~バストーニュ~リエージュを欠場

レース
フレッシュ・ワロンヌの最後の坂で先頭グループから大きく遅れたジルベール
フレッシュ・ワロンヌの最後の坂で先頭グループから大きく遅れたジルベール
米国のBMCレーシングは4月21日に、ベルギーのフィリップ・ジルベールが今週末に開催されるリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(UCIワールドツアー)を欠場すると発表した。

シルベールは先週8日のトレーニング帰りに、ベルギー国内で2人組の酔っ払いに絡まれ、左手の中指を骨折してしまった。彼はピンで骨折を固定する手術を受けてレースに参加していたが、先週末のアムステル・ゴールドレース(UCIワールドツアー)は4分33秒遅れの81位、水曜日のフレッシュ・ワロンヌ(UCIワールドツアー)は3分34秒遅れの91位だった。

チームはジルベールの健康レベルと骨折した指の痛みを含めて彼のコンディションを評価した結果、リエージュ~バストーニュ~リエージュをスキップすることが最良であると判断した。

「アムステルとフレッシュ・ワロンヌで、彼は自転車にまっすぐ座ることができず、背中に問題が生じ、早い段階で疲労してしまった。ジルベールとチームのマネージメントは、ジロ・デ・イタリア開幕まで2週間しかないので、回復に集中することが彼の最大の関心事であるということで合意した。現実的にも、日曜日に落車したり、背中の痛みを悪化させてしまうリスクを冒すのはナンセンスだ」と、チームドクターは説明している。

リエージュ~バストーニュ~リエージュが開催される日曜日は、雪が降るかもしれないという予報になっている。
(http://www.bmcracingteam.com)