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第21回アキグリーンカップフェスティバル 参加レポート

イベント
5月14日(土)~15日(日)、長野県側の八ヶ岳の裾野に位置する富士見高原スキー場にて今年もアキグリーンカップフェスティバルが開催された。土日とも晴天に恵まれ、2日間の来場者数は2000人を超えた。

今年で21回目となる本大会は、初の共同開催となる『ストライダーエンジョイカップ』と『ダウンヒルシリーズ』の3本立てで来場者を楽しませてくれた。大自然に囲まれた会場は、チームや1人での参加だけではなく家族連れで訪れる人も多く、賑わいを見せていた。

 

家族みんなでMTBで遊び尽くす!

『MTB4時間耐久』のスタート前
『MTB4時間耐久』のスタート前


1日目には、『MTB4時間耐久』や『キッズクロスカントリー』、『ストライダースーパーダウンヒル』が行われた。スキー場を大きく使って行われた『MTB4時間耐久』は、さまざまなカテゴリーが設定されていた。MTBというと、男性が土煙を上げながら爆走しているような印象もあるが、ここでは家族で参加する子どもや女性の楽しそうな笑顔が目立った。

また、世界初開催となるプロダウンヒルライダー井手川直樹さん監修のストライダーを使ったダウンヒルレースでは、緊張した面持ちでひとりひとりスタート台に立つも、大人顔負けのスピードで颯爽と下っていく姿に多くの人が釘付けとなった。


 
『MTB4時間耐久』に参加する女性も笑顔で周回コースを走る
『MTB4時間耐久』に参加する女性も笑顔で周回コースを走る
『ストライダースーパーダウンヒル』では真剣な表情で、颯爽と駆け抜ける
『ストライダースーパーダウンヒル』では真剣な表情で、颯爽と駆け抜ける


2日目には、『MTBロングライド』や『MTBガイドツアー』が行われた。『MTBロングライド』は、本格的かつ楽しみが味わえる1周20km!のコースを使った”レース”。富士見高原スキー場から、国有林を経て会場に戻ってくるスケールの大きなコースだ。1周から最長で4周のクラスが設けられており、最高地点は標高1900m。およそ700mのつらい上りをクリアすれば、まるでその疲れを吹き飛ばすような雄大な景色が待ち受けている。

同時開催の『ストライダーエンジョイカップ』と『ダウンヒルシリーズ』も人気を集めた。『ストライダーエンジョイカップ』ではきれいな人工芝で埋め尽くされたフットサルコートに特設コースが設置され、お父さんお母さんの熱のこもった声援のもと、2歳~6歳の子どもたちが時折真剣な表情を見せながら楽しそうに走っていた。『ダウンヒルシリーズ』では、男女問わず、多くの子どもたちが活躍を見せた。”下り系”バイクを持っていなくても参加できるようにと設定された、クロスカントリーバイクの男子クラスでは、大人たちを抑えて表彰台の真ん中に立ったのはなんと小学生であった。その後のプロクラスでは、テクニカルなコースを滑るように駆け抜けていくプロライダーの走りは会場を沸き立たせた。

また、今大会は、熊本地震復興支援イベントとして開催され、大会会場に募金箱を設け、参加者からの義援金が募られていた。

 
『MTBロングライド』で上りきった後に待つ雄大な景色。雲が少なければ富士山も見渡せるそう
『MTBロングライド』で上りきった後に待つ雄大な景色。雲が少なければ富士山も見渡せるそう
『ダウンヒルシリーズ』のプロクラスで優勝した九島選手の圧巻の走り
『ダウンヒルシリーズ』のプロクラスで優勝した九島選手の圧巻の走り
『ダウンヒルシリーズ』のクロスカントリーバイク男子クラスで見事優勝を飾ったのは小学生の柚木くん
『ダウンヒルシリーズ』のクロスカントリーバイク男子クラスで見事優勝を飾ったのは小学生の柚木くん


第21回アキグリーンカップフェスティバル
開催日:5月14日(土)15日(日)
開催地:富士見高原スキー場(長野県富士見町境広原)
問・アキグリーンカップフェスティバル大会事務局 http://2016.akigreencup.com