ヨネックスの新モデルは、ストレートフォークを採用した「カーボネックスSF」

ヨネックスは、カーボンバイク「カーボネックス」シリーズに、ストレート形状のフォークを採用したモデルと新色を発表した。

フロントフォークはロードバイクの印象をがらりと変えてしまうパーツの一つだ。コーナリング、ブレーキング、振動による疲れやすさなど、実際の走行時のあらゆる局面で、フォークの形状がバイクそのものの挙動に影響を与える。 今回新たに発表された「カーボネックス」シリーズ。フレームに変更点はなく、フォーク形状が従来のベンドタイプ「カーボネックスBF」に加えて、ストレートフォークを採用した「カーボネックスSF」が登場となった。

シリアスレーサーにむけた「カーボネックスHR」ほどのフレーム剛性は必要ないが、従来の「カーボネックス」よりは反応性が欲しい。 そんなニーズに応えて、フロントフォークをストレート形状とすることで、軽量さとフロントまわりの剛性、反応性を向上させた。踏み込んだ力をダイレクトに加速へとつないでくれる。「カーボネックス」により新たな魅力がプラスされたと言えよう。もちろんベンドフォークはストレートフォークに比べ、伝播距離が長い。これは振動減退性能が高いことにつながる。つまりストレートフォークは多少の快適性を犠牲にしても、反応性を高めたい、そんな人へ向けられたバイクとなる。

もちろんこれまでと同様のベンドフォークモデルも用意されているので、従来の快適性を併せ持ったモデルが好み、という人も安心だ。
 

また、「カーボネックス」と「カーボネックスHR」には、ヨネックスのコーポレートカラーであるブルーとグリーンを全面に配したデザインのニューカラーも発表された。
リオ五輪に出場予定の與那嶺恵理選手（Hagens Berman upermint Pro Cycling Team）や、ツアーオブジャパンで注目を浴びたUCIコンチネンタルチームのキナンサイクリングチームも、このカラーで今後レースを走るこにとなるので、目にする機会もぐっと多くなるだろう。
 
もう一つのトピックスとして、それぞれのモデルには推奨慎重156〜164cmのXXSサイズを追加。
これまで大きいサイズのみで小柄な人には手の届きにくかった純レースモデル。小さめのサイズを好む競技者や、レースを始めたい！という女性にも選択肢がまたひとつ加わった。

・カーボネックスSF、カーボネックスBF
サイズ／XXS、XS、S、M
価格／45万円（税抜）
カラー／ブルー×グリーン、レッド×ブラック、イエロー×ブラック、グラファイト
発売日／2016年10月下旬

・カーボネックスHR
サイズ／XXS、XS、S、M
価格／47万円（税抜）
カラー／アッシュブラック（既存カラー）、ブルー×グリーン、ディープレッド、グラファイト
発売日／2016年10月下旬


問・ヨネックス
http://www.yonex.co.jp