昂ぶる弱ペダ愛！「弱虫ペダル　SPARE BIKE」

東宝映像事業部配給「弱虫ペダル SPARE BIKE」が2016年9月9日（金）から２週間限定で、TOHOシネマズを中心に公開されている。
「弱虫ペダル」本編の連載開始時では３年生だったキャラクターたちの知られざる過去を描いたスピンオフ企画だ。入場者全員にオリジナル缶バッジの特典がついている。
 
 

怒涛のアニメ弱虫ペダル２期終了後、私たち弱ペダファンは欠乏症を抱えながら、第３期放送をあてもなく待ち続けた。でも１年半は長すぎた。熱心なファンを除き、待ちくたびれたファンと弱虫ペダルの間には倦怠の匂いすらただよっていたように思う。
 
「弱虫ペダル　SPARE BIKE」はこのアニメの人気ランキング上位を独占している「巻島裕介」と「東堂尽八」が主役の物語。巻島と東堂の、自転車ライフのターニングポイントがメインテーマだ。高校１年生当時の巻島がいかにして独特のダンシングスタイルを築きあげたのか、おしゃれ命だった中学２年生の東堂が自転車に目覚めた経緯が描かれている。天才クライマーとして名声を轟かせる前の二人が圧倒的なスピードで坂道を登るシーンは、後の彼らの活躍を予感させ鳥肌がたつ。本編では見ることができない、あどけない姿を堪能できるのもファンには嬉しいポイント。
 
汗をほとばしらせながら一心不乱にペダルを漕ぐ彼らに見入っているうちに、アニメ「弱虫ペダル」に心ふるわせていた頃の感覚が蘇ってくる。また弱虫ペダルの青春にどっぷり浸りたいっ。そして来年の１月からついに第３期が放送されることを思い出す。

 

熱心な弱ペダファンはもちろん、待ちくたびれて倦怠期を迎えているファンはカンフル剤として劇場に足を運ぶのをオススメする。

アニメ弱虫ペダル第３期は、間違いなく私たちを再び熱くする・・・弱虫ペダルへの愛が覚醒し、そんな期待感と高揚感で劇場を後にする頃には武者震いが止まらなくなるだろう。
 

2016年9月9日（金）-9月22日（木・祝日）TOHOシネマズほか全国公開！
弱虫ペダル SPARE BIKE
監督：鍋島修
原作：渡辺航
脚本:広田光毅、久尾歩
キャラクターデザイン：村谷貴志
キャスト：森久保祥太郎（巻島裕介）、柿原徹也（東堂尽八）、他
 
2016年／日本／60分
制作:トムス・エンタテインメント
配給: 東宝映像事業部
http://yowapeda.com/sparebike/