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エネコ・ツアーを42位で終えた新城幸也「次は世界選、集中して臨みたい」

レース
オランダ、ベルギーで開催されたエネコ・ツアー(ワールドツアー) 最終日となる第7ステージは、石畳の上り坂、そして終盤には雨というサバイバルレースで、リーダージャージが逆転されるという波乱もあった。

新城幸也(ランプレ・メリダ)はトップから2分8秒遅れの43位でゴールし、総合成績4分24秒遅れの42位でレースを終えた。

 
レース終盤、石畳の上りを駆け上がる新城幸也 Photo:Miwa IIJIMA​
レース終盤、石畳の上りを駆け上がる新城幸也 Photo:Miwa IIJIMA​


新城幸也のコメント:
「今日はチームメイト全員で逃げに乗るくらいのつもりでスタートしたが、60kmもアタック合戦が続いた結果、肝心な逃げにチームからは誰も入ることが出来なかった。ミーティングでも15時〜16時で天気が崩れると予報があったが、誰もその情報を信じないくらい快晴の中スタート。しかし 予報はぴたりと当たり、終盤から冷たい雨に見舞われた。

前半アタック合戦にも反応していたが、後半まで脚に余裕があった。 雨の石畳でサバイバルな展開になったが、 そこでメイン集団前方に残れたのはコンディションが良い証拠かな!だからこそ、結果として成績を残せなかったのが残念だ。久しぶりにベルギーならではの脚の痛みにグランツールとは違うレースのキツさを思い出した。次のレースはカタールでの世界選手権なので、集中して臨みたい。」

 
メイン集団の前方に位置する新城。photo:Miwa IIJIMA
メイン集団の前方に位置する新城。photo:Miwa IIJIMA


新城はこれで今季ヨーロッパでのレースをすべて終えた。絶好調でヨーロッパのシーズンを終える名残惜しさもあるが、次戦は10月16日、カタール・ドーハ世界選手権に日本代表として出場する。今年2月に大腿骨骨折という怪我を負ったカタールと一部同じコースということもあり、リベンジしたいところだ。

その後は帰国し、ジャパンカップ・サイクルロードレース、さいたまクリテリウムに出場する。【text&photo:Miwa IIJIMA】



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