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UCIが来季ロードレースでのディスクブレーキ試用再開決定を発表

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カタールの首都ドーハでロード世界選手権を開催中の国際自転車競技連合(UCI)は、現地でUCIマネージメント委員会の会議を行い、今年4月から中断していたディスクブレーキの試用を来年1月1日から再開すると決定した。

ディスクブレーキの試用は、UCIワールドチーム限定で2015年から始まり、今シーズンはプロ・ロードチームのすべてのカテゴリーの選手が試用できるようになった。

しかし、4月のパリ~ルーベでフランシスコ・ベントソ(モビスター)が落車した際、他の選手の自転車に装備されていたディスクブレーキで負傷した事故により、その安全性が問題となり、試用は一時中止になっていた。

当初、UCIはディスクブレーキを来季からプロロード自転車競技に正式導入する予定だったが、試用の一時中断で延期となった。

試用再開の決定はチーム、選手、自転車産業の代表との数ヶ月間にわたる議論の後でもたらされたもので、プロ自転車選手協会(CPA)と国際プロ自転車チーム協会にも確認し、彼らは試用をサポートしていると、UCIは説明している。

機材の検査と安全レポートに基づき、来年1月1日から試用が認められるディスクブレーキは、ブレーキローター外周部(※編集部注:ブレーキ性能を向上させる目的でブレーキローター外周部に施される切削加工)に90度の角度のエッジが含まれていない形状のもので、なめらかにするか面取りをする改造がされていなければならない。これはメーカー側の同意も得ているという。

試用は念入りに監視され、毎月正式に審査される予定だ。
(http://www.uci.ch/pressreleases/uci-management-committee-agrees-key-changes-the-regulations-three-cycling-disciplines/)