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尾道市と那須町がサイクリングパートナー事業に関する協定締結

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広島県尾道市と栃木県那須町は2016年10月19日(水)、「尾道市と那須町とのサイクリングパートナー事業に関する協定」を締結。 同日に那須町のホテルで開催された調印式で、平谷祐宏尾道市長と高久勝那須町長が共に同協定書に調印し、同協定が発効した。

この協定は広島県尾道市及び栃木県那須町が実施するサイクリング事業により、国内外の旅行者の周遊を促進し、両市町の持続的発展及び活性化を図ることを目的とする。


 

連携する事項

広島県尾道市と栃木県那須町は、上記の目的を達成するため、次に掲げる事項について、相互に協力、または協働で実施する。

(1)両市町の発展に供するサイクリング事業の施策推進に関すること。
(2)両市町の住民の交流促進に関すること。
(3)その他両市町が協議して必要と認める事項に関すること。
 

地元サイクリストも歓迎

締結式後の会場出口には、那須町の熱心な地元サイクリストらもサイクルウエア姿で集まり、同協定の締結を祝う横断幕を掲げたり、平谷祐宏尾道市長へ記念品を贈呈するなどして、歓迎の意を表した。

 

これまでの経緯

尾道市と那須町の交流のきっかけとなったのは、今から5年前、高久勝那須町長がプライベートでサイクリングを楽しむために尾道を訪れたときのこと。しまなみ海道サイクリングコースのスタート地点を探していた高久町長を、偶然出会った尾道サイクリング協会副会長の生駒氏が道案内した。

これを契機として、那須高原ロングライド実行委員会から尾道サイクリング協会に対しての招待が始まり、また、尾道市が開催する瀬戸内しまなみ海道サイクリング大会への那須町代表者の招待も行われるようになった。

さらに昨年度から、尾道市の観光課職員が那須高原ロングライドへ参加し、前夜祭のステージで、 尾道市及びしまなみ海道のPRを行うなど、さらに交流を深めてきた。このような経過を経て、本年度開催された那須高原ロングライド前夜祭において、高久町長から尾道市に両市町同士における協定の締結を打診。快諾され、「尾道市と那須町とのサイクリングパートナー事業に関する協定」の締 結に至った。

今後は、お互いのサイクリングイベントやインターネット等を活用し、相互にサイクルツーリズムのPRを強化することにより、関東圏あるいは関西圏から両市町への誘客を図るとともに、サイクリングを目的に訪日する外国人観光客の増加を図っていく。


広島県尾道市 http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/
栃木県那須町 http://www.town.nasu.lg.jp