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スペシャライズドがサガンの偉業を祝う「S-Works Venge ViAS Discフレームセット」限定発売

新製品 2016.10.31

いま自転車界で最も注目される選手、ペテル・サガン。灼熱の気温と強風が選手を苦しめた10月のUCIロードレース世界選手権では、圧倒的なエアロ性能を誇るS-Works Venge ViASに乗り、勝利を収めた。

サガンの世界選２連覇という偉業を祝って、スペシャライズドからアルカンシェルカラーの「S-Works Venge ViAS Disc フレームセット」が24台のみ限定販売される。

愛嬌あふれる世界チャンピオンへの敬意を表するこのS-Works Venge ViAS Disc Sagan Edition フレームセットは、スペシャライズドのもう1つのフラッグシップモデル「Tarmac（ターマック）」と比べて距離40km走行時116秒を短縮する。あらゆるチューブ形状、後縁、デザインが、スペシャライズドが独自に保有する風洞実験施設「ウィントンネル」でデザインされた。そしてこのバイクが誕生した目的は「最速を実現する」という非常にシンプルなもの。

Venge ViASのフレームは、スペシャライズドが誇る「Rider-First Engineered™ 」を採用。これは、すべてのフレームサイズで等しく、最高の走行体験を確実に得られる唯一の設計方法。フロント部の剛性がTarmacより30%高められ、ライダーが思い描いたラインを確実にトレースできる点も注目だが、特筆すべき特徴はViAS コクピット。スペシャライズドは既存のステムおよびハンドルバーの空気抵抗が大きすぎるという問題に対して、空気力学に則ってデザインされたハンドルバー形状、フレームとの一体性を保つために、マイナス17度のステムが最適であるとの結論を出した。

加えて、ペテル・サガンのような強靭なからだを持つライダーでなくても軽快にライドできるよう、上向きにライズのついたAeroflyハンドルバーを設計。ディスクブレーキ仕様のフレームセットはエアロ形状を損なわずに優れた制動力を発揮するため、強力なブレーキングが可能であり、ライダーをより速くゴールへ導く。

VengeはRider-First Engineered™ のFACT 11r フレームにより、スペシャライズド史上最も剛性が高く、エアロなバイクとなった。あらゆるチューブ形状、後縁、デザインは、スペシャライズド専用施設「ウィントンネル」で莫大な時間をかけたテスト、コンピュータを用いた流体力学、3D プリントによるプロトタイプ作製、実世界のライダーからのフィードバックから生まれた。そして極めつけは、このバイクがスペシャライズド史上最速であるという事実だ。

ウィントンネルで設計されたフォークは、最高レベルのS-Works FACT 11r カーボン製。熱したナイフがバターを溶かすように、風を切り裂く。ヴェンジのシートポストはFACT カーボン製。絶妙なパワー伝達とエアロ性能を実現しつつ、微振動を吸収し、長距離を走っても体に負担をかけない。