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幕張メッセにて行われる日本最大級のスポーツ自転車フェス「サイクルモード2016」。気になる最新情報をチェック!
イベント
2016.11.05
「スポーツ自転車の”ミライ”がここに!」。日本最大級のスポーツ自転車フェスとして11月4日(金)、5日(土)、6日(日)の3日間行われる「サイクルモード インターナショナル 2016」が今年も開催されている。「スポーツ自転車ってどんなもの?」「これから初めの一台を見つけたい!」という初心者から、「そろそろ次の一台を」「今持っている自転車をもっと楽しみたい」「憧れのバイクを実際に見てみたい!」そんな既存のサイクリストまで問わずに楽しめる自転車ショーだ。しかし幕張メッセという広い会場、たくさんのブースがありすぎてどれを見たら良いか分からない……。そんな人に向けて、実際に現地からサイクルモードの様子をレポートする。1日目。
カブト
日本のヘルメットブランド「カブト」より、2017年ニューモデル参考出品として新たに展示されたのは、「エアロ R1」。待望のエアロヘルメットは、自社内の風洞実験施設で徹底的にテストを行い、オートバイ用のエアロダイナミクス技術も採用することで空力性能の向上と、エアロヘルメットではおろそかにされがちな「風が抜ける」ことによる「涼しさ」。この二つをを両立した。ショートテールなそのルックスはかぶった時の重量バランスもよさそうで、ルックスもコンパクト。
グエルチョッティ
イタリアのグエルチョッティは「2018年先行」モデルとして、「エウレカ DX50」を発表した。本社からは社長のグエルチョッティ氏も来日してブースに顔を出してくれるので、実際に話を聞けるチャンスだ。こてこてのイタリアンデザインであるビビットなフレームグラフィックも魅力。
FACTOR ファクター
英国の新ブランド「FACTOR ファクター」が初お披露目。ロビー・マキュアンとスプリントを競り合った名選手バーデン・クックがオーナーである同社のラインナップは、レースで使えるトップレンジのみを揃えるという潔さ。それを体現するように、来年よりプロツアーチームのAG2Rをスポンサードする予定だ。
トップモデルのひとつ「one s」はダウンチューブが双胴になっており、これによってフロントホイールを通過した空気がダウンチューブの間に抜け、シートチューブに当たることによって、ダウンチューブが1本の場合よりも高い空力性能を発揮することができるという。これはF1畑出身の開発陣によりもたらされた、非常に効果のあるものだとのこと。フォークはヘッドチューブのさらに前側をカバーするような構造だが、フォークコラムはヘッドチューブ内には存在せず、カバーに見える部分だけでつながっている。上下ヘッドパーツにフレームとクランプするボルトがある特徴的な造形を持つ。
トップモデルのひとつ「one s」はダウンチューブが双胴になっており、これによってフロントホイールを通過した空気がダウンチューブの間に抜け、シートチューブに当たることによって、ダウンチューブが1本の場合よりも高い空力性能を発揮することができるという。これはF1畑出身の開発陣によりもたらされた、非常に効果のあるものだとのこと。フォークはヘッドチューブのさらに前側をカバーするような構造だが、フォークコラムはヘッドチューブ内には存在せず、カバーに見える部分だけでつながっている。上下ヘッドパーツにフレームとクランプするボルトがある特徴的な造形を持つ。
デローザ
デローザは新たな「プロトス」を発表。素材とフレーム造形の見直しによってさらなる高剛性化、軽量化を果たした。また、ブースではクリスティアーノ・デローザ氏による新デザインのプロトスやウエアが展示されていると同時に、日本限定の特製手ぬぐいも販売中。また11/4(金)夕方にはイタリア本国とウエブをつなぎ、創業者のウーゴ・デローザ氏とライブ中継による質問タイムなど開かれていた。
キャニオン
キャニオンはブエルタ・ア・エスパーニャでモビスターのナイロ・キンタナ選手のスペアバイクとして用意された「アルティメイトCF SLX」が展示された。真っ赤に染め上げられたスペシャルバイクは必見だ。またエアロードCF SLXのディスクブレーキバージョンプロトタイプも展示されている。
ボーマ
ジャパンブランド「ボーマ」では、東京サイクルデザイン専門学校の学生がデザインした「C-1」を発表。村田知剛さんによって「戦馬」をイメージしたペイントは、黒地に心臓の鼓動をイメージした赤いラインを入れていくことで、他ではなかなか見ることのできない仕上がりとなっている。
スペシャライズド
スペシャライズドでは人気のペテル・サガン選手の特大パネルやシグネイチャーモデルが目を引く展示。ディスクロードからエントリーロードまで数多くの試乗車も用意されているので、実際に気になるバイクに触れるチャンスだ。
シマノ
R9100デュラエースシリーズに、遂に油圧ディスクブレーキ対応の電動STIレバー「ST-R9150」が登場した。細身になったブラケット形状などが確認できる。また、パワーメーター内蔵クランク「FC-R9100-P」も同時に展示されている。
オーストリッチ
パーツや用品ブランドももちろん外せない。今話題のバイクパッキングで急速にニーズを増やした大型のサドルバッグ。要領が大きくツーリストに人気だが、実際の使用シーンでは、その大きさゆえにある程度シートポストの出しろがないと取り付けられなかったり、リヤホイールと擦ってしまうという問題も。そこでサイクリング用バックを手がける「オーストリッチ」は、日本人が乗るバイクサイズに最適化した新型シートバッグのプロトタイプを展示。シートポストの出が少ない人でも取り付けることのできるサイズで、容量はある程度おさえた設計。製品版は輪行袋を取り付けるためのストラップやテールライトを取り付けるバンドも装備される予定。