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自活研が『2016自転車 10大ニュース』を発表

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NPO自転車活用推進研究会が、2016年に起きた自転車にまつわる10大ニュースを会員の投票により決定し、12月30日に発表した。

1位 自転車活用推進法可決成立(147票)
・2016年12月9日までに衆参いずれも全会一致で可決。公布後6カ月以内に施行される。

2位 進むサイクリングロード整備(65票)
・ブルーライン、大幹線道での車道混在、欧州で自転車高速道路など走行環境の整備が大きく進んだ。

3位 各地で自転車条例制定(63票)
・愛媛県のおもいやり1.5m運動、各県各市の保険奨励義務化やヘルメット推奨義務化などを盛り込んだ条例が登場した。

4位 タンデム公道解禁14県に(52票)
・長野、兵庫、山形、愛媛、広島、宮崎、佐賀、新潟、愛知、群馬、京都、富山、大阪、静岡の各県で公安委員会規則の見直しが行われ、大分県や埼玉県をはじめ解禁準備が進められている。

5位 国内でのシェアサイクル導入拡大(44票)
・東京では複数の事業者が一部競合するほど。国土交通省の調べでは、79都市が社会実験などを行っている。

6位 サイクルトレインなど利用環境の拡大(30票)
・サイクルトレイン、バス、タクシー、空港、輪行サポートなど利用環境の拡大が進んだ。

6位 各地で自転車イベントが巨大化(30票)
・富士ヒルクライム8500名参加、夢のTokyo・Bike・Tour賛同7000名超など、自転車イベントがまちおこしの切り札的存在になってきた。

6位 ポケモンGOでの自転車事故多発(30票)
・クルマや歩行者の事故も頻発し社会問題化したが、特に自転車は目の敵にされた。気軽にながらスマホなどをやってしまうことで事態が深刻化した。

9位 アジア初のVelo-city2016、台北で開催(26票)
・1980年に始まった国際的な自転車政策会議、アジア初を台湾に奪われた。日本から77名が参加、自活研がWorld・Cycling・Allianceメンバーに加わり、2020年の国内開催を目指している。

9位 インバウンドの自転車利用進む(26票)
・外国人観光自転車マナー向上策、観光自転車道路、ガイドツアー、道の駅など年間2000万人を超えたことへの対策が迫られている。


(以下は会員やサポーターが自由回答で推挙した項目)
11位 JCA資金運用問題(3票)

12位
・クルマの暴走により多くの自転車利用者や歩行者などが犠牲に(2票)
・ついに出た、電動アシストによる「メカニカルドーピング」(2票)
・トラック・バスの死角体験が大反響(2票)
・埼玉県、2輪タンデム定員乗車公道解禁に向け調査開始(2票)
・札幌市営地下鉄白石駅に直結の地下駐輪場が供用開始(2票)

17位
・Jプロツアーのストリーミング放送(感動です!)(1票)
・谷垣禎一会長事故(一日も早く快復されますように)(1票)


特定非営利活動法人自転車活用推進研究会

http://cyclists.jp/