ニュース
ツール・ド・台湾参戦のNIPPO・ヴィーニファンティーニ 福島監督、内間、小林インタビュー
レース
2017.03.26
3月26日(日曜日)〜30日(木曜日)まで5日間にわたり、「ツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)」が開催される。台北からレースが開幕し、南下していくコースレイアウトで、総走行距離は682.11km。第1、第5ステージが平坦ステージ、第2〜第4ステージは起伏に富み、とくに第3ステージは1級山岳での山頂ゴール、第4ステージにも厳しい山岳が2つ組み込まれています。
NIPPO・ヴィーニファンティーニは、ツール・ド・台湾で区間優勝の経歴をもつ福島晋一監督のもと、経験豊富なアラン・マランゴーニ(イタリア)をキャプテンとし、4人の日本人選手内間康平、窪木一茂、伊藤雅和、小林海が挑む。
NIPPO・ヴィーニファンティーニは、ツール・ド・台湾で区間優勝の経歴をもつ福島晋一監督のもと、経験豊富なアラン・マランゴーニ(イタリア)をキャプテンとし、4人の日本人選手内間康平、窪木一茂、伊藤雅和、小林海が挑む。
福島監督「プロコンチネンタルチームとしてのプライドをもって挑んでいきたい」
ヨーロッパのレースは、ワールドチームがひしめく中でチャンスを狙うという闘い方だが、ツール・ド・台湾はちがう。NIPPOが上位のチームになるので、貪欲に勝利を狙って走りたいと思っている。日本人選手たちは、ベテランのマランゴーニからレース中に多くのことを学ぶだろう。勝つためには何をしなければいけないのかを、実戦で吸収するチャンス。平坦ステージは窪木で狙っていきたい。
昨年のコースと比べると、今年は上りがあまり厳しくないコースプロフィールになっている。逆に言えば一発逆転が難しいコースでもある。毎日のタイム差が重要になってくるので、早めにアドバンテージを築きたい。だが、リーダージャージを獲得するとレースをコントロールする必要も出てくるので、5人しかいない状況ではかなり脚を使ってしまうことになる。それで最終的に総攻撃を受けたらひとたまりもないので、うまく作戦を立てていきたいと思っている。プロコンチネンタルチームとしてのプライドをもって挑んでいきたい。
内間「UCIポイント獲得が目標」
小林「調子を上げていくきっかけにしたい」
オフトレはかなりいい状態で終えることができました。ですが、2月3月とヨーロッパのレースを走ったときは調子がガタンと落ちてしまった。オフがうまくいっていたのに……。チームドクターのところに行って血液検査をしたのですが、特に問題はなし。でもパフォーマンスを計測してみると確かに落ちている。季節のアレルギーなのか、原因はまだわからないですが、経過を観察していこうということになっています。昨年も同じように2月と3月は調子が上がらず、そのあとから徐々に調子が上がっていったのであまり心配はしていない。
プロ選手になっていちばん変わったのは移動の大変さです。アマチュアの時は、スペインに住みながらヨーロッパのレースを走っていたのですが、プロになってヨーロッパで走って、アジアで走ってまたヨーロッパというスケジュールだと、移動時間で2日つぶれて、さらに時差ボケ。コンディションを整える方法を見つけないといけないと思っています。いかにストレスを少なくしながら生活をするか考えています。
ベルギーのレースに行ったのですが、すごく特別な、でもこれがロードレースなんだと思わされる内容でした。単にフィジカルが強いだけじゃ勝てない。自転車選手としてトータルの能力が求められる。舗装路、石畳と路面状況はいろいろですし、道幅もいきなり狭くなる。風との闘いもあります。それによる落車も。なので、常に前でレースを展開しないと、勝負所まで残れない。そのためにはフィジカルはもちろん、位置取りとかうまく走れる必要があると感じました。あと、寒さはこたえますね……。
ツール・ド・台湾のあとはツアー・オブ・タイランドに行きます。5日間のステージを走ったあとに1日あけて6日間のレース。自分はステージレースの後半になればなるほど調子が上がってくるタイプなので、このスケジュールはうれしいですね。あと暑いのもいい。タイの後半に向けて調子を戻していけたらいいなと思っています。
プロ選手になっていちばん変わったのは移動の大変さです。アマチュアの時は、スペインに住みながらヨーロッパのレースを走っていたのですが、プロになってヨーロッパで走って、アジアで走ってまたヨーロッパというスケジュールだと、移動時間で2日つぶれて、さらに時差ボケ。コンディションを整える方法を見つけないといけないと思っています。いかにストレスを少なくしながら生活をするか考えています。
ベルギーのレースに行ったのですが、すごく特別な、でもこれがロードレースなんだと思わされる内容でした。単にフィジカルが強いだけじゃ勝てない。自転車選手としてトータルの能力が求められる。舗装路、石畳と路面状況はいろいろですし、道幅もいきなり狭くなる。風との闘いもあります。それによる落車も。なので、常に前でレースを展開しないと、勝負所まで残れない。そのためにはフィジカルはもちろん、位置取りとかうまく走れる必要があると感じました。あと、寒さはこたえますね……。
ツール・ド・台湾のあとはツアー・オブ・タイランドに行きます。5日間のステージを走ったあとに1日あけて6日間のレース。自分はステージレースの後半になればなるほど調子が上がってくるタイプなので、このスケジュールはうれしいですね。あと暑いのもいい。タイの後半に向けて調子を戻していけたらいいなと思っています。
http://www.tourdetaiwan.org.tw/index.aspx
■NIPPO・ヴィーニファンティーニ
http://teamnippo.jp/