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日本屈指のロングコースを走る!「2017スポニチ佐渡ロングライド210」が5月21日(日)に開催

イベント

佐渡島一周210kmを駆け抜ける!

佐渡島の北端にある絶景ポイントの「二ツ亀」
佐渡島の北端にある絶景ポイントの「二ツ亀」
毎年5月に新潟県佐渡島で開催されるロングライドイベント「2017スポニチ佐渡ロングライド210」が、今年も5月21日(日)に開催された。当日は初夏の快晴とともに風も穏やかで、さわやかな暑さの中、3343人の参加者が佐渡島を駆け抜けた。

本イベントの目玉は何といっても佐渡島の海岸線をたどって一周する210kmコース。なかなか一人では走りきることのできない長距離に挑戦しようと、この日のために長距離を走る練習を重ねてきたという参加者も多い。
もちろんそれ210km以外にも、島の北側や南側を走る100km前後のコースや、佐渡の金山など歴史的名所を走ってグルメを楽しむ70kmのライドも加えられた。家族で佐渡に遊びに来て、お父さんは210kmを走り、お母さんとお子さんはゆっくりグルメライドといった楽しみ方もできるのだ。

 
朝の5時30分に先頭がスタート。ここから長い一日が始まる
朝の5時30分に先頭がスタート。ここから長い一日が始まる
海へダイブするように坂道を下る。日本海からの 涼しげな潮風が気持ちいい
海へダイブするように坂道を下る。日本海からの 涼しげな潮風が気持ちいい
島中にトンネルが多いが、その中はひんやりとしており、暑さで火照った体を冷やしてくれる
島中にトンネルが多いが、その中はひんやりとしており、暑さで火照った体を冷やしてくれる
参加者の多い210kmライドでは、同じチーム同士や、ともに走る参加者同市で集団を作りつつ日本海の風と闘い完走を目指す
参加者の多い210kmライドでは、同じチーム同士や、ともに走る参加者同市で集団を作りつつ日本海の風と闘い完走を目指す
200km近く走った終盤に現れる坂は多くの参加者を苦しめる
200km近く走った終盤に現れる坂は多くの参加者を苦しめる
佐渡特有の海岸線に面した水田地帯。ここまできたらゴールまであと一息
佐渡特有の海岸線に面した水田地帯。ここまできたらゴールまであと一息
参加者は朝の5時30分にスタート・ゴール地点となる両津港を順次スタート。序盤は追い風もあり、北側の名激坂である「Z坂」や二ツ亀などまでサクサクと進む。
佐渡特有の海岸線の岩々、海に面した棚田など絶景を楽しみつつ南下していく。後半の海岸線は向かい風の区間も多く、当日の暑さも相まって多くの参加者は佐渡イチの厳しさを味わったことだろう。

しかし苦しいだけでないのがロングライドイベント。約30kmごとに設定されたエイドステーション(AS)でそれぞれの地区ごとに個性あるグルメを堪能。また、折り返し地点の両津港ASや、終盤の小木ASでは新潟の学生によるマッサージなどを受けることができるので、長距離を走る中で出てきた痛みなどをケアしてもらいながら完走へとひた進んだ。

今回は編集部員も210kmの一周コースに参加。完走とともに、佐渡のASとグルメを全制覇する!との目標をかかげ実走した。より詳しいレポートはサイクルスポーツ8月号(6月20日発売)に掲載予定。お楽しみに!

(text:江里口恭平 photo:山内潤也、編集部)

開催場所:新潟県佐渡市
開催日:2017年5月21日(日)
主催:佐渡市、佐渡市スポーツ協会、スポーツニッポン新聞社、佐渡汽船

 

参加者のみなさん

問・2017スポニチ佐渡ロングライド210