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ツール・ド・フランス第16ステージ、新城幸也は横風に苦戦し45位「また明日も闘うだけ」

レース
このステージで初めて新リアクトをレースで使用した新城幸也 photo:Miwa IIJIMA
このステージで初めて新リアクトをレースで使用した新城幸也 photo:Miwa IIJIMA


2017年7月18日、休養日明けのツール・ド・フランス第16ステージは、スタートしてすぐに3級山岳、そして中盤に4級、下り基調のゴール。単調なコースレイアウトに見えるが、朝から東からの強い横風が吹き付け、気温もぐんぐん上がるなか、山岳賞や総合のジャージを持つチームがスタートから仕掛け、序盤から
集団はバラバラに分断するという波乱のサバイバルレースとなった。

得意なコースレイアウトながらも横風に苦戦した新城幸也(バーレーン・メリダ)はチームの最高位、トップから1分33秒遅れの45位でゴールした。

 
アルベルト・コンタドールらと共に45位でゴールする新城​ photo:Miwa IIJIMA
アルベルト・コンタドールらと共に45位でゴールする新城​ photo:Miwa IIJIMA

レース後の新城のコメント:
「今日は大きな逃げ集団が逃げ切る可能性があるので、その逃げが出来た場合は、チームから誰か乗せるのが目的だった。しかしなかなか逃げグループが形成されず、20km地点の3級山岳に突入し、ハイペースが続いていたため、頂上では集団は半分ぐらいまで少なくなっていた。コルブレッリがしっかりと集団に残っていたので、チームとしては願っても無い展開で、ステージ優勝に大きなチャンスだった。 しかし、1日中風が強く、小さくなった集団とはいえ、かなりナーバスな状態だった。ゴールに向けて順調に進んでいったが、残り15kmぐらいでチームスカイのペースアップで集団が崩れ、コルブレッリと自分が先頭に残る事が出来ずに取り残されてしまい、 大きなチャンスを逃してしまった。 残されたステージも少ない。また、明日も闘うだけだ。」

【text&photo:Miwa IIJIMA】


レース結果
http://www.letour.fr/le-tour/2017/us/classifications.html