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キャニオン初のフルカーボンシクロクロスバイク「インフライト CF SLX」3XSサイズもラインナップ
新製品
2017.08.14
技術とパワー、戦術と度胸がハイレベルで要求される競技へと進化しているシクロクロス。キャニオン・エンジニアチームは、世界のトップ選手たちが泥まみれになりながら60分間全力で競い合う この自転車競技において、ホールショットを、そして勝利をもたらすことができる高機能モダンレーシングバイク「Inflite(インフライト)CF SLX」の開発に成功した。
シクロクロスというユニークな競技のすべての局面において速さを生み出すこと、それが「インフライト CF SLX 」の開発目標だった。
テクニカルなコースに対応すべく進化を遂げているクロスカントリーMTBの開発経験を活かした新設計ジオメトリー、何よりも目を引く屈曲したトップチューブ、泥の付着を大幅に低減するデザイン。これら革新的なコンセプトにより、テクニカルな局面でのバイクコントロールを劇的に向上。そしてバイクを担ぐ際には肩の出し入れをよりスムーズにした。
さらにトップチューブの屈曲部とバイクの重心を近づけることで、バイクの上げ下ろしとランニングを安定してスピーディに行える。またバイクへの泥の蓄積が抑えられるため、泥詰まりによるトラブルや、ピットでのバイク交換によるタイムロスを減らすことができる。
キャニオン初のフルカーボンシクロクロスバイクとなる「インフライト CF SLX」は、シクロクロス用フレームとして超軽量なフレーム平均重量 940g (Mサイズ)ながら、レース中延々と繰り返 される急加速で差をつけることのできる反応性、タフなレースシーズンを戦い抜く十分な強度と耐久性、快適性を兼ね備える。
シクロクロスバイクとしての完成度をさらに向上させるのが、フレームと一体設計された各部のコンポーネント。ステム一体型ハンドルバーH31 Ergocockpit CF は、ゴールスプリントでもパワーを逃さないねじれ剛性の高さと縦剛性を抑えて振動吸収性を備えている。
また、最新のMTB開発経験から、短めのステムに広めのハンドル幅の組み合わせを新たに開発。シートクランプはフレーム前三角内側に配置し、水の侵入や泥の付着を防ぐだけでなく、クランプ位置を下げることによりシートポストの振動吸収性を最大限引き出し、ラフな路面でもサドルに座れる時間を長くし、脚をフレッシュな状態に保つ。
幅広い体格のライダーが「インフライト CF SLX」の性能を余すことなく体感できるよう、キャニオンのシクロクロスバイクでは初の、対応身長152cmからとなる3XSサイズをラインナップ。3XS と2XSはハンドリングに妥協の無い設計とするため、650B ホイールサイズを採用。小さなサイズでもフレーム前三角に肩の出し入れのための十分なスペースを確保しただけでなく、現代のテクニカルなレースに不可欠と言える俊敏な反応性、狙い通りのバイクコントロールを実現した。
「インフライト CF SLX」は3つの完成車仕様と、フレームセットで発売する。
Inflite CF SLX
フレームセット価格: 21万9000円(税抜、送料等別途)
Inflite CF SLX 8.0 Pro Race (SRAM Rival1) 30万9000円(税抜、送料等別途)
Inflite CF SLX 9.0 (Shimano Ultegra R8000 ミックス) 35万9000円(税抜、送料等別途)
Inflite CF SLX 9.0 Pro Race (SRAM Force1) 44万9,000円(税抜、送料等別途)
バイクについての詳細、 注文は下記特設ページから。
http://www.canyon.com/ja/takeflite