市は2017年3月に「自転車安心安全条例」を改正。自転車を貸し出す事業者は10月、および個人は来年4月から自転車保険への加入が義務付けられている。
有料、無料を問わず自転車を貸し出す事業者で、レンタサイクル店のほかにホテルやゲストハウスほか宿泊業者なども対象となる。市によれば事業者数は約280、レンタル自転車の保有台数は約5000台と見られる。
制度について市は「利用者が安心で安全にレンタサイクルを利用できる環境を創出するとともに,認定事業者のさらなる発展を支援」すると説明。認定の条件として、自転車保険への加入、利用者に交通ルールの周知啓発を行っていること、英語での対応などを求めている。
申請は9月27日から受け付けている。市自転車政策推進室は「すでに数社が申請しており、宿泊業者からの問い合わせも来ている。認定事業者を増やしていきたい」と話す。