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初開催! BMCオーナーズライドが福島・裏磐梯高原で開催
イベント
2017.10.19
スイスのバイクブランドとして、他社とは一線を画する個性的なモデルを発表し続けるBMC。個性的であるがゆえに国内にもファン層がいるブランドだ。
そんなBMCが、9月30日〜10月1日に国内初のオーナーズライドイベントを開催。
場所は福島県。初秋の裏磐梯高原にあるペンション「木になる家」をベースにして、サイクリングとニューモデルの試乗会を1泊2日で開催。オーナー同士のコミュニケーションはもちろん、バイク好き同士でがっつり週末を楽しんじゃおう! という、アットホームなイベントだ。
1日目は裏磐梯高原を出発して、猪苗代湖に下り、湖をぐるっと一周して再びベースのペンションまで上って帰ってくるというコース。ペンションから下りきった所にある「道の駅猪苗代」では補給食替わりに、ずんだ餅大福を購入。バックポケットに忍ばせた。
猪苗代湖を一周するルートと聞き、湖岸の道だから平坦基調なんだろうと高をくくっていたのだが、いざ走ってみるととんでもない。確かにほとんど平坦ではあるが、途中には10%を超える短い上りがいくつか織り交ぜられたコースで刺激的、自転車乗り的には飽きないコース取りだった。
取材前は「ゆったりしたライド」だと聞いていたのに、いざ当日になってみれば全くそんなことはなく、いいペースでのライド。
自転車乗りの「ゆっくり」、「上りはきつくない」、「あとちょっとで目的地」という言葉を信じちゃいけない、という定説をうっかり忘れていた自分を恨む。
昼食はいい感じの食堂で、これまた盛りのいい感じのカレーをいただいた。この食堂。カントリーサイドの、いわゆる食堂なのだが、メニューの品ぞろえはファミレス並み。それでいて、どの品も盛りがよく、かつファミレスよりもおいしい。地元テレビの取材が何度も入ったことを示すいくつもの色紙が、その味と相まって店の格を表していた。
ほどよく腹も膨れたところで、ペンションを目指して湖畔を進む。湖畔のアップダウンの話をしたが、もっと重要なことがある。そうお気づきだろうか、コース説明の最初で「猪苗代湖に下って」と書いてあったことを。そう、高原にあるペンションから下ってきたからには、帰るためにはそこを上らなければならないのだ。当たり前である。世界にある上りと下りの数は同じなのだから。
ということで、ラストは13kmのヒルクラムで気持ちのいいちぎりあいを楽しんだ後、ペンションへと無事全員たどり着いたのであった。
ペンションオーナーの計らいで、夕食前にゆでたトウモロコシ、玉こんにゃく、プルーンがふるまわれた。
そして夕食はフレンチフルコース! さらに食後にはフォーチュンバイクが商標登録をもくろんでいる”エアースプリント”(詳しくは店舗に問い合わせてみてください)で、賞品をかけた厚いバトルが行われ、夜は更けていった。