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【UCI WorldTeam 2018】オーストラリアのオリカ・スコットは来季ミッチェルトン・スコットに名称変更

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オーストラリアのオリカ・スコット(UCIワールドチーム)を運営するグリーンエッジサイクリングは、今季いっぱいでチームとのスポンサー契約を終了するオリカ社に代わって、ワインメーカーのミッチェルトンがタイトルスポンサーになり、来季はミッチェルトン・スコットに名称が変わると発表した。

グリーンエッジサイクリングが運営するエリート女子チームも来季はミッチェルトン・スコットになる。

オーストラリア南東部ビクトリア州にあるワイナリーのミッチェルトンは、チームオーナーであるゲーリー・ライアン氏のファミリーが2011年に買収し、現在はワイン製造だけでなく、チョコレート製造やホテル経営などにも事業を拡大している。

オーナーの会社であるミッチェルトンは元々オリカ・スコットのスポンサーであり、今季は同チームの育成チームとして活動を開始した中国登録のUCIコンチネンタルチームのタイトルスポンサーにも付いていた。

今回の名称変更に伴い、来季の新しいチームジャージも発表された。メインカラーはミッチェルトンのブランドカラーである黒になり、共同タイトルスポンサーを務める自転車ブランドのスコット社の黄色が映えるデザインになっている。サプライヤーはジョルダーナが務める。

 
40歳のタフトは来季も現役で走る予定 
40歳のタフトは来季も現役で走る予定 
エリート女子チームもミッチェルトン・スコットになる 
エリート女子チームもミッチェルトン・スコットになる 

来季は25選手が所属

グリーンエッジサイクリングはすでに男子チームの所属選手を11月上旬に発表しており、来季は今季より1人少ない25選手になる。チーム創立当初からのメンバーで、37歳のベテランになったサイモン・ゲランスはBMCレーシングへ移籍し、イェンス・クークレールは故郷ベルギーのロット・スーダルへと移籍する。

新規加入はスペインのミケル・ニエベ(チームスカイ)、イタリアのマッテーオ・トレンティン(クイックステップフロアーズ)、ニュージーランドのジャック・バウアー(クイックステップフロアーズ)だ。今シーズン後半を育成チームで走っていたベテランのキャメロン・マイアーも戻ってくる。




[ミッチェルトン・スコット 2018年の所属選手(25人)]
Michael Albasini (SUI, 36)
Sam Bewley (NZL, 30)
Jack Bauer (NZL, 32) …クイックステップフロアーズから移籍
Esteban Chaves (COL, 27)
Luke Durbridge (AUS, 26)
Alexander Edmondson (AUS, 23)
Caleb Ewan (AUS, 23)
Jack Haig (AUS, 24)
Lucas Hamilton (AUS, 21) …育成チームから加入
Mathew Hayman (AUS, 39)
Michael Hepburn (AUS, 26)
Damien Howson (AUS, 25)
Daryl Impey (RSA, 32)
Christopher Juul-Jensen (DEN, 29)
Roger Kluge (GER, 31)
Roman Kreuziger (CZE, 31)
Cameron Meyer (AUS, 29) …育成チームから加入
Luka Mezgec (SLO, 29)
Mikel Nieve (ESP, 33) …チームスカイから移籍
Robert Power (AUS, 22)
Matteo Trentin (ITA, 28) …クイックステップフロアーズから移籍
Svein Tuft (CAN, 40)
Carlos Verona (ESP, 25)
Adam Yates (GBR, 25)
Simon Yates (GBR, 25)

(http://www.greenedgecycling.com)