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ツール・ド・台湾 第1ステージで岡本隼が優勝!日本代表チームを牽引した新城幸也は33位でフィニッシュ
レース
2018.03.12
2018年3月11日に開幕した「ツール・ド・台湾」。台北市の中心部から内陸を南下し、15日に台湾第2の都市、高雄にフィニッシュする5ステージ、総走行距離741kmのレースが設定されている。第1ステージは台北市のシンボルタワー101を見上げる台北シティーホールをスタート、フィニッシュに設定された一周10.8kmの平坦なコースを8周回する83.2kmで行われた。
結果は、日本代表チームの若手スプリンター・岡本隼がみごと優勝。小野寺玲が4位、新城幸也は同タイムの集団、33位でレースを終えた。
結果は、日本代表チームの若手スプリンター・岡本隼がみごと優勝。小野寺玲が4位、新城幸也は同タイムの集団、33位でレースを終えた。
新城幸也のコメント:
「今回の日本チームの目標は個人総合なので、今日のような平坦ステージでは、落車などのトラブルでタイムを失わないのが一番大事ということを確認して臨んだ。周回途中の中間スプリントポイントはボーナスタイムが付いてるため、警戒が必要だったが、総合争いで重要でないチームの選手3人が逃げてくれて、序盤、中盤は集団で穏やかに過ごした。
佐野選手(マトリックスパワータグ)が常に良い位置をキープしてくれて、フィニッシュに向け、佐野〜新城〜岡本〜小野寺〜鈴木の順番で予定通りに残り2km切ってから、佐野選手に先頭に出てもらい、他のチームの選手が並んできたら、自分が加速するイメージだったが、佐野選手が強すぎて(笑)どのチームにも並べずに、ゴールまで残り1kmを切った。
ラスト500mのコーナーを自分が先頭で曲がり、300mの右コーナーまで先行して、岡本にバトンタッチした後はアクシデントでタイムを失わないように注意しトップと同タイムの集団内でフィニッシュしました。岡本がガッツポーズしなかったので、ゴールした瞬間は優勝したか分からなかったが、会場のヴィジョンの映像で優勝したことを知りました(笑)
岡本のすぐ後ろにいた小野寺は最終コーナーで他の選手にポジションを取られてしまったり、手を使って邪魔されたりと、自分のスプリントが出来なかったようだが、ステージ4位と日本チームとしては上出来のスタートとなった。
明日は上りゴール。総合を左右するステージとなる。この勢いで明日は僕が頑張らないと!ヨーロッパでのレース、パリ〜ニースでは、チームメイトのイサギレ兄弟が総合2位、3位と頑張っているので、とても刺激になります。」
【text&Photo:Miwa IIJIMA】
2018ツール・ド・台湾
2018年3月11日(日)~15日(木)
日本代表選手団
佐野淳哉(静岡・マトリックスパワータグ)
新城幸也(JPCA・BAHRAIN MERIDA)
鈴木 龍(栃木・宇都宮ブリッツェン)
雨澤毅明(栃木・宇都宮ブリッツェン)
小野寺玲(栃木・宇都宮ブリッツェン)
岡本 隼(和歌山・愛三工業レーシングチーム)
監督:浅田顕(JCFロード強化スタッフ)
メカニック:吉田正樹(JCFロード強化支援スタッフ)
マッサー :井上良輝(JCFロード強化支援スタッフ)