バイクをヒルクライム向けに軽量化するにあたり、効果的かつコストパフォーマンスに優れているのがタイヤだ。
昨年、パナレーサーが放った「ジラー」は、700×23Cで160gを公称。これまでの同社の最軽量モデル、レースLエボ3より約11%も軽く、しかも現在販売されているクリンチャータイヤの中でも最軽量の部類に入るのだ。最大のポイントは、ただ重量が軽いだけではなく、新設計のZSGアドバンスドコンパウンドにより、高いグリップ力や耐摩耗性は維持しつつ、転がり抵抗をレースLエボ3比で約20%も軽減。つまり走りの印象も軽いのだ。
さらに、耐貫通パンクに威力を発揮するプロタイトベルトも採用。ヒルクライムレースに参戦後も、安心して使い続けられるのだ。ジラーと同じく、ただ軽いだけではない、高い振動吸収性と路面追従性を誇る同社の高性能レーシングチューブ、Rエアーと併せて試してほしい。