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超豪華メンバー! 世界の強豪たちが伊豆に集結 トラックパーティー2018イン・スプリング!!!
イベント
2018.05.14
前回のトラックパーティーはあいにくの天候だったが、今回はお出かけ日和。
会場内のインフィールドも無料のスタンドも観客で埋まり、確実に注目が上がったように感じる。
トラックパーティー。名前からして楽しそうである。ヨーロッパには、6日間レースという、室内自転車競技場で、トラックレースを見ながら飲食を楽しむというエンターテイメントがある。
それに近いスタイルを、日本のオリンピック開催会場「伊豆ベロドローム」でやるというのがこのトラックパーティーだ!
トラック内は音響や、光の演出など、純粋な競技とは一味違う空間が演出されている。選手たちもどこかリラックスしているし、楽しそう。とはいえ、ひとたび競技が始まれば真剣そのもの。テンポレース、スプリント、ケイリン、エリミネーション、マディソン。さらにパラサイクリングなど幾つもの競技が次々に出走するので、見るものを飽きさせない。
出場選手も豪華。トラック世界選手権2018の男子スプリント金マシュー・グレッツァー(オーストラリア)、女子ケイリン金ニッキー・デグレンデル(ベルギー)をはじめとする海外ゲストライダーが多数出場予定。さらに男子ケイリンで25年ぶりのメダル獲得を果たした河端朋之選手、ガールズケイリンで連対率100%を誇る小林優香選手ら日本のトップライダーも出場する。トラック競技の世界最高レベルの選手を一通り揃えた、と言える至高のラインナップだ。
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250mバンクを選手が駆け抜けることで巻き起こる風を感じる。加速の瞬間は選手が板張りバンクをタイヤで蹴る音がこだまする。エリミネーションや、マディソンではスタート時には観客席の目の前の手すりを選手がつかんで待機するので、本当に手の届く距離で選手を見ることができる。
ロードレースとは違ったスピーディーなレース展開も魅力だ。
特にマディソンは注目だった!
1チーム2人1組で戦うマディソン。ニューヨークの「マディソン・スクエア・ガーデン」で生まれたトラック競技の人気種目。60周の周回を2人でハンドタッチで自由に交代しながら走る。勝利のためには、お互いの体力配分を考え、交替のタイミングを見極めながら戦う戦略と、ライバルの動きを見る必要がある。スピードを落とさず、瞬時に交替を行なう華麗なテクニックと、それを巧みに交わし利用するライバル選手の動きはとてもエキサイティングだった。
レースでは、ホロウェイ擁するアメリカチームとオーストラリアチームのデッドヒートが繰り広げられた。レース中盤で海外勢2チームが日本勢全てに周回差をつけ、完全に一騎打ちとなる。これを制したのは、レイ・ハワード&キーランド・オブライエンのオーストラリアペア。昨年に続き、2冠目を果たした。
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