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新城幸也TOJの怪我からの復帰戦は、ワールドツアー「クリテリウム・デュ・ドーフィネ」

レース

ツアー・オブ・ジャパンで第3ステージでリタイアとなった新城。その後もレースには帯同し各ステージでファンサービスを行い、レース後は取材やJOCでの身体測定などを行い、30日にフランスの自宅に戻った。

怪我は、日に日に回復し、傷を覆うガーゼの範囲も小さくなった。まだ肩甲骨に若干の痛みが残るものの、自転車には乗れているという。


そして、新城自身が一番懸念していた、次のレーススケジュールも変更されることなく、6月3日からアルプの山岳地帯を舞台に開催さる8日間のワールドツアー『クリテリウム・デュ・ドーフィネ』に出場する。

このレースはツール・ド・フランスの前哨戦と位置づけられている伝統のレースで、今回チームの絶対的エースであるヴィンチェンツォ・ニバリと共にメンバー入りした。これは、新城にとっても非常に重要なレースとなることを意味している。

新城は
「正直、怪我の具合も、脚の調子が戻っているかも走ってみなければわからない。という状態です。復帰戦にしては、かなり過酷でハイレベルなレースですが……。メンバーを変更せずに、出場のチャンスを与えてくれたチームの期待に応えるためにも、頑張ります。」

と、語っている。


 
クリテリウム・デュ・ドーフィネのメンバー  Photo:チームバーレーン・メリダ
クリテリウム・デュ・ドーフィネのメンバー Photo:チームバーレーン・メリダ