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メガサイズが来た! レザインの多機能サイコン「GPSシリーズ」に、大型・高性能化した2モデルの「メガGPS XL」、「メガC GPS」登場!
新製品
2018.06.22
より画面が大型化とともに、GPSやマップ機能も向上
レザインが2年前に発表したGPS内蔵多機能サイクルコンピュータの「GPSシリーズ」は、GPSを搭載しながらその高いコストパフォーマンスを携えた意欲作。それまでは超高性能モデルとシンプルな機能のモデルに二分していたサイコンの選択肢のちょうど中間として、多くのサイクリストから人気を集めた。
その新モデルとして登場した、「メガGPS XL」とカラー表示モデルの「メガC GPS」。その名前の通り、従来の「スーパーGPS」に比べてより50%も大きい画面を採用しつつ、同程度の他社製品と比べてコンパクトなサイズに抑えている。
画面は高解像度でクリアな表示となり、視認性において向上した。もちろん大型化によって、走っている最中に小さい画面を見下ろすと、乱視や老眼で見づらいという前作のデメリットも克服している。
画面が大きくなったことで、一度に表示できる情報量が増えたのも魅力。2.7インチの画面を搭載したメガGPS XLにおいては、一度に最大で10の項目を一度に表示可能。もちろん設定によって自分の好みの情報のみにも。同モデルはそのサイズ感を活かしてタテヨコどちらでも表示を選べ、自分の自転車のハンドルバー周辺がどれくらい”混雑”しているかによって好みの状態に設定できる。
大型化は稼働時間にも貢献し、最長で48時間(メガGPS XL)、32時間(メガC GPS)となっている。
ナビ機能においても、性能は向上した。
従来のモデルでは、PCやスマホのアプリなどから設定したルートにおいて、単に矢印で(地図がでず)道案内を行うという機能だった。それが今回の2モデルでは、地図が表示されるのでよりどのように道を曲がるかが理解しやすいフルナビゲーションへと進化。
また、カラーモデルのメガC GPSでは、マップのルートや矢印がカラーで表示されるため、走っている最中により分かりやすく地図を確認することができる。
両モデルともに、位置情報特定のための受信機能がより高性能なもの(GPSplus、Glonass サテライト)に対応したことで、マップナビ機能も高精度となった。
発売時の今夏の時点では先行で試用バージョンを搭載しており、正式バージョンは秋にリリース予定となる。
レザインはそのハード面におけるデザインセンスや仕様はもちろんのことながら、ソフトウエア面においても非常に力を注いでいるという一面もある。
同社のエンジニア兼マネージャーであるテリー・コーク氏は
「みなさんの持っているスマホやアプリが頻繁にアップデートを行っているように、サイクルコンピュータのソフトウエアにも定期的なアップデートが必要です。我々は今のところ月に1度のペースで、このGPSシリーズのソフトウエアの更新を行い、それによって常にユーザーが求めている機能へと改善・追加しています。日本のみなさんがこれまで使ったフィードバックもどんどん活かされているので、既にレザインのサイコンを持っている人もチェックして下さいね!」と話してくれた。
注目の「メガGPS XL」を実際に使用した上でのレポートは、弊サイト内にて近日公開予定。お楽しみに!
spec.
「メガGPS XL」
価格/2万4000円(税抜)
サイズ/57.5×78.3×26.6(mm)
スクリーンサイズ/35.3×58.5(mm)
重量/83g
最大駆動時間/48時間
最大表示項目/10項目
「メガC GPS」
価格/2万4000円(税抜)
サイズ/50.5×77.2×26.9(mm)
スクリーンサイズ/33.8×45.1(mm)
重量/73g
最大駆動時間/32時間
最大表示項目/8項目
7月発売予定
問・ダイアテック