ニュース
アドリアティカ・イオニカレース第3ステージで新城幸也が逃げ続け、1級山岳を1位通過
レース
2018.06.23
イタリア北部、アドリア海沿いの都市を中心としたのヴェネト州から、トレンティーノ=アルト・アディジェ州北部の山岳地帯を舞台に開催中のUCIヨーロッパツアー『Adriatica Ionica Race/Following the Serenissima Routes アドリアティカ・イオニカレース(2.1)』。
第3ステージはイタリア北東部にあるドロミティ山脈地帯と言われる東アルプス山脈の一部を使用し、中盤に1級山岳が2連続、ゴールは超級山岳の山頂ゴールという153kmのクイーンステージ。新城幸也(バーレーン・メリダ)は23km地点から2つ目の山岳まで7人の逃げグループに入り逃げ続け、1つ目の1級山岳での山岳賞を1位通過したが、逃げは吸収され、トップから34分遅れの66位でレースを終えた。
第3ステージはイタリア北東部にあるドロミティ山脈地帯と言われる東アルプス山脈の一部を使用し、中盤に1級山岳が2連続、ゴールは超級山岳の山頂ゴールという153kmのクイーンステージ。新城幸也(バーレーン・メリダ)は23km地点から2つ目の山岳まで7人の逃げグループに入り逃げ続け、1つ目の1級山岳での山岳賞を1位通過したが、逃げは吸収され、トップから34分遅れの66位でレースを終えた。
新城幸也のコメント:
「今日はチームからは自分以外で誰か逃げに乗る予定だったが(自分は明日のステージのために温存だったのだが)最初に3人が抜け出して、その後3人が追走し、集団も止まりかけていたのにチームからは誰も入っていなかったので、自分が一人で前に追いついて7人の逃げグループとなった。走り出しから、調子の良さを感じていたので都合良かった。
しかし、3分差で集団にコントロールされ思ったよりもタイム差をもらえないなか、上り始めて逃げのペースが一気に落ちて、しまいには追走グループもできてしまい、どんどん差が縮まってきた。このままだと集団に追いつかれて、そのまま千切れるだけなので、自分からペースアップし4人に絞った。それでもペースあまり上げられずに1分差のまま、まず1つ目の1級山岳は1着で通過した。次の1級までこの調子で耐えられれば、最後のゴールまでの超級山岳まで頑張れると思ったが、2つ目の1級山岳頂上手前で追走集団に追いつかれ、そのペースに着いていけず、メイン集団でゴールを目指した。
154kmで獲得標高は4000mという、なかなかハード日となった。でも、昨日の不調から調子を取り戻せたのは良かった。明日はスプリントの可能性大なステージ、頑張りたいと思う。」
6月20日~24日 イタリア
Adriatica Ionica Race/Following the Serenissima Routes (2.1)
【text:Miwa IIJIMA、photo:Bettiniphoto /Cor Vos】