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アミノバイタル®の進化を大宅陽子さんが聞く

普段のトレーニングからレースまで、すべてのシーンにアミノ酸を。味の素KK「アミノバイタル® 」シリーズ は全サイクリストを心強くサポートする栄養補給食品だ。ならば実際に「アミノバイタル® 」シリーズを飲みながら走ってみようじゃないか!

当サイトの連載でもお馴染み大宅陽子さんが、「アミノバイタル® 」シリーズ開発担当である味の素KK・遠藤典数さんとともに、ヒルクライムへ出かけた。キーワードはもちろん「アミノ酸」だ。



 
text:大城実結 photo:吉田悠太
presented by 味の素

ひと口に”アミノ酸”と言っても役割が違う! コンディショニングの青、エネルギーの赤

「昨日、乗鞍(マウンテンサイクリングin乗鞍)でかなりパワー出しちゃったんですよね」

そう言いつつも、にこやかに愛車に跨がるのは、ヨガインストラクターかつNHKチャリダー 坂バカ女子部卒業生の大宅陽子さん。

対して愛車のジャイアントで現れたのは、味の素KKアミノサイエンス事業本部スポーツニュートリション部の遠藤典数さんだ。トライアスロンから自転車に乗りはじめた遠藤さんは、積極的にヒルクライムレースにも参戦する強者だ。
 
遠藤:こんにちは、今日はよろしくお願いします。そしてさっそくですが、お近づきの印にアミノ酸をお渡しできればと……。

さすがアミノ酸ヒルクライム! 序盤から本気度がひしひしと伝わってくる。

大宅:ええと、青色のパッケージが「アミノバイタル®  アミノショット®」、赤色のパッケージが「アミノバイタル®  アミノショット®  パーフェクトエネルギー® 」ですか。

 
味の素KKアミノサイエンス事業本部スポーツニュートリション部の遠藤典数さん
味の素KKアミノサイエンス事業本部スポーツニュートリション部の遠藤典数さん
当サイト連載「どうやってチームに? 大宅陽子が聞く、みんなで走るストーリー」でもお馴染みの大宅陽子さん
当サイト連載「どうやってチームに? 大宅陽子が聞く、みんなで走るストーリー」でもお馴染みの大宅陽子さん


以前紹介した「アミノバイタル® 」アミノプロテインは、主に理想のカラダづくりを目的とするが、今回注目するのはレース前〜途中におけるアミノ酸補給で一役買うアイテムだという。


遠藤:両者のパッケージには「アミノ酸」と書かれてありますが、これらの役割は全く異なるんですよ。まずは青色の「アミノバイタル®  アミノショット®」。こちらを一言で表すならば「車のエンジンオイル」です。

例えばどれだけガソリンを満タンにしていても、エンジンオイルが切れていればスムーズに車は発進できません。人の体もそれと同じです。どれだけエネルギーを補給していても、カラダのコンディショニングができていなければパフォーマンスを発揮することができませんよね。


大宅:つまり、「コンディショニングの青」ということですか。


遠藤:まさにその通り。「アミノバイタル®  アミノショット®」に配合されているのは、体内で作り出すことのできない必須アミノ酸です。その中でも特に重要なのがBCAAで……


大宅:バリン・ロイシン・イソロイシンの3種類ですね!


遠藤:さすが大宅さん、正解です! これらを含む必須アミノ酸が、ワンショット43gあたりに3600mg配合されており、リカバーをサポートするのです。

 
大宅:一方、赤色パッケージのアミノバイタル® アミノショット® パーフェクトエネルギー®はどんなものなのでしょう?


遠藤:言うなればこちらは「車のガソリン」、つまり私たちにとってのエネルギーです。アミノバイタル® アミノショット® パーフェクトエネルギー®に配合されているアミノ酸は、筋肉の材料となる必須アミノ酸とは異なるもの。こちらで配合されているのはエネルギーの源となるアミノ酸、アラニンとプロリンです。この2種類を同時に摂取すると、長時間にわたり効率的にエネルギーを吸収することができるのです。


大宅:つまり「エネルギーの赤」、長時間持続エネルギーが得られる高機能型の補給食ということですね。しかも45gでありながら、109kcal摂取できるのも嬉しいポイントです。


遠藤:そう、少量ながらも必要分きちんと摂取できるのがショットタイプの特徴。もともとは容量の多いパウチタイプで販売していたのですが、「ライド中はもっと手軽に少量で摂取したい!」という声があり、このショットタイプを開発したんです。


大宅:確かにヒルクライムの時は呼吸で精一杯だからこそ、消化器官に負担となるものは飲めませんものね。いやあヒルクライマーとしても、非常にありがたいです!

 

アミノ酸ヒルクライム、開幕!



さて、アミノバイタル®特別講座を終えれば、本番のヒルクライムへ出発だ。

「今回は1時間程度のヒルクライムなので、スタート前に青と赤を両方飲んでおきましょう。出走の30〜15分前がオススメ。途中でエネルギー補給として赤を1本飲んでみましょうか」

とアミノショット®2種類を手渡す遠藤さん。ふたり揃ってアミノ酸摂取タイムをエンジョイする。


大宅:あの、今回はヒルクライムですが、ロングライドや普段のトレーニング時には、どんな風に飲むのがおすすめなんでしょう?


遠藤:ふふふ……。それはまた山頂で改めてお話しします。それでは行きましょうか!
 

ということで、坂バカ女子とMr.アミノ酸によるヒルクライムwithアミノバイタル®が幕を上げた。

 
東京におけるヒルクライムの名所「都民の森」で今回のインタビューを行った
東京におけるヒルクライムの名所「都民の森」で今回のインタビューを行った
 
1時間後、都民の森駐車場に現れたのは荒い息をつきながらも、にこやかな表情を浮かべたふたりの姿だった。

「いやー! 昨日、乗鞍だったんですけど、全然走れちゃいました!」

と、大好物の峠にハイテンションの大宅さん。

「それはアミノ酸のおかげというのもあるかもしれませんが、それ以上に大宅さんだからじゃないですかね……」

と、遠藤さんもしたたり落ちる汗を拭いた。ライド中は一度「アミノバイタル® アミノショット® パーフェクトエネルギー®」を摂取したとのことだが、実際に飲んでみて気付いたことはあったのだろうか。


大宅:第一に手軽に飲めるのがよかったです。片手で切り口を開けられるので、両手を離す必要がない。さらに開口部のゴミが出ないため、環境的にも配慮ができますね。一気に飲み干せる内容量だったので、呼吸も苦しくなくスムーズに摂取できました。ちょうどよいとろみで腹持ちもばっちりでしたね。

 

秘訣は「アミノ酸タイム」の設定。ショットシリーズで勝利を掴め

クライマーからのお墨付きもいただいたところで、それぞれのシーンにおけるオススメの飲み方を教えてもらった。
 

遠藤:先ほどお話ししたように、「コンディショニング=青」「エネルギー=赤」という使い分けが重要になります。効果が現れはじめるのがおおよそ30分で、強度にもよりますが、効果が持続するのは1時間程度だと考えておいてください。基本的には青と赤を交互に取っていただければOKです。


大宅:なるほど。例えば主要ヒルクライムレースでは、途中で1〜2本摂取する計算になりますね。ちなみに他のケースも教えてください。

 

ロングライド

1日をかけて楽しむロングライド系であれば、1時間半など時間を決めて定期的に「アミノバイタル® 」を摂取しよう。一般的に「異変に気付いた時には遅い」と言われるため、自分だけの「アミノ酸タイム」を設定するのがお勧めだ。


遠藤:例えば途中にエイドステーションがあるときは、エネルギーの赤は抜いてもらって結構です。また自分の好きな補給食+赤という合わせ技で、青→補給→青→赤……のような自分だけのサイクルを作るのもいいですね。


 

日々のトレーニング

エイドステーション同様、行った先々でエネルギー補給をするのであれば赤は代替可能だという。ライド途中で食事をしっかり摂るときに青を合わせて飲んでおけば、午後のスタート時の脚の重さが変わってくるそうだ。
 

大宅:私の周りで、トレーニングしたのにも関わらず「そんな高強度じゃないから、アミノバイタル® を摂るほどでもないよ」と謙遜するサイクリストもいらっしゃるんですよね。


遠藤:トレーニング強度のいかんを問わず、どんな場合でも必須アミノ酸でこまめにメンテナンスしてあげることが大切なんですよ。トレーニングを行ったら青の「アミノバイタル® 」がお勧め。定期的なアミノ酸タイムが長い目で見てもカラダを整えてくれるのです。

 

大宅陽子が語る、「アミノバイタル® 」と歩んだ今シーズン

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍のフィニッシュ前
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍のフィニッシュ前


実は今夏、密かに「アミノバイタル® 」とともにトレーニングを積んだという大宅さん。

「トレーニングとアミノバイタル®がない生活は落ち着かないんですよね」

と語るほどだ。そんな彼女は、夏の最後を飾るヒルクライムレース「マウンテンサイクリングin乗鞍」で好成績を収めた。

大宅:2018年のサマーシーズンは、日々のトレーニングのサイクルに「アミノバイタル® 」シリーズを組み入れました。「アミノバイタル® 」は「急激にタイムが縮まる!」や「みるみるうちに良くなっていく」といった劇的な変化が現れるわけではないんです。朝起きて「昨日追い込んだのに、あれ?」みたいな感覚なんです。トレーニング後に必ず摂ることで、確かにコンディションは整うし、毎回軽い体で楽しく自転車に乗れたのが印象的でした。おかげで炎天下の中でも、毎日軽快に続けることができたんです。

 
遠藤:そう、「アミノバイタル® 」シリーズの第一の願いは「楽しく続ける」こと。それが日々の食事やトレーニングを阻害するものであってはならないし、心身の負担になってもいけない。自然と毎日のリズムに溶け込み、それが自分の実力に繋がっていく——それが私たちの想いです。
 

「実はお守り代わりに、1本多めに背中に忍ばせておいたりするんですよ」

改めて準備を整えた大宅さんは、はつらつと下山していった。Mr.アミノ酸とともに、「アミノバイタル® 」を見つめたヒルクライム。彼女の元気の源は、日々のトレーニングと自転車への愛、そしてアミノ酸なのかもしれない。