アメリカ発、汗から目を守るヘッドバンド「HALO(ヘイロ)ヘッドバンド」
シンプルだけれど、画期的な汗止めヘアバンド
ヘルメットの内側にパッドが装備されているとはいえ、この暑さと自転車の運動強度では、それだけで汗をせき止められるとは言えない。
そこでお勧めしたいのが、この「HALO ヘッドバンド」。マイクロストレッチ素材というよく伸びる生地を採用し、高いフィット感を誇るヘッドバンドだ。もちろん、吸汗速乾素材で、防菌防臭処理が施されているので、コットンやポリエステルのヘッドバンドの数倍もの汗を吸収し蒸発させることができる。
いちばんの特徴は、バンドを装着したときに、目の上に来る部分の内側に「スウェットブロックシール」というゴム素材が設けられていること。これによって、目に流れ込んでくる汗を、未然にサイドへと流すことができるのだ。これによって、走行中に目に汗が入ってしみるなんてことも起きなくなる。
製品ラインナップ
●HALO 2 ブルオーバー
いちばんスタンダードなアイテム。多様なカラー展開が魅力で価格も一番手頃だ。
価格/2300円 サイズ/フリー カラー/ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、ピンク、エメラルド、ネイビーブルー、パープル、ライトブルー
●HALO V ヴェルクロ
プルオーバーに、ベルクロ調整機能を持たせたモデル。伸縮性が高いので、より幅広い頭のサイズにフィットする。使用されるベルクロは髪の毛が引っかかりにくいソフトタイプを採用。
価格/2500円 サイズ/フリー カラー/ブラック、ホワイト、レッド、ブルー
●スカルキャップ
頭部をすっぽりと覆うことができる、薄手のスカルキャップ。強い日差しから頭を守ってくれる。ヘッドバンドと同様にスウェットブロックシールを採用しているので、汗が目に入らない。
価格/3600円 サイズ/フリー カラー/ブラック、ホワイト
ナカジがシマノバイカーズでテスト!
7月末に、長野県の富士見パノラマリゾートで開催されたMTBの総合イベントである「シマノバイカーズ」。当日は晴天に恵まれ、絶好のイベント日和だった。これはHALOの実力を試す絶好のチャンスとばかりに、HALO V ヴェルクロを装着して、2時間エンデューロのソロに参加してきた。
装着は後ろ側のベルクロを止めるだけとシンプルなので、レーススタート前の慌ただしい状況でもストレスなく着用。頭回りが59cmある自分だが、特にキツイ感じもしなかった。
もちろん、その上からヘルメットを着用しなければならない。正直、ヘルメットをかぶってしまうとHALOに違和感を覚えるのではないか?と懸念していた。だが、実際に使ってみるとむしろHALOを装着したことで、ヘルメットのフィット感が向上した。これは思わぬ恩恵だった。
レースがスタートすると、あっという間に体はヒートアップし、気温と相まって、全身から汗が噴き出す。MTBは短時間でも高い運動強度が求められるので、発汗量もかなりのものだ。
だが、HALOを着用していたおかげで、目にはもちろん、頭のサイドからもぼたぼたと汗がしたたり落ちるようなことはなかった。レースの最中は目に入った汗をぬぐうのもおっくうなほど疲労するので、HALOのありがたみをすぐに実感することができた。
レース中の使用に限らず、夏のツーリングなどまだしばらくはHALOの出番が続くことになるだろう。