OVE南青山で開催!COLNAGOファンの集い with ユキヤ
ホンモノのユキヤと美和さん登場!
コルナゴ C59 スペシャルモデルに乗り、全日本ロードチャンピオンの証・日の丸を身にまとって2013年シーズンを戦った新城幸也選手とファンの交流会が、コルナゴを取り扱うエヌビーエス主催で行なわれた。
この1ヶ月、TBSやJ SPORTSでユキヤの特集番組が次々と放送され、集まったファンも予習はカンペキだったわけだが、実際にユキヤと飯島美和さんが登場するとワァ~ッと歓声が上がった。
まずは白ワインを手にした2人と「長いシーズン、お疲れさまでした!」と乾杯☆ ユキヤは「応援ありがとうございました!」とファンに囲まれて満面の笑顔を見せた。
ユキヤのすべてがわかるトークショー開催
新城幸也選手&飯島美和さんトークショーはエヌビーエス・岡崎氏の司会で行なわれた。
Q:日の丸ジャージでツールドフランスを走る、という姿で魅せてくれましたが、現地の反応はどうだったのでしょうか?
ユキヤ:出場した全日本選手権はこれまで2回とも雨だったんですが、5年目でやっと優勝できました。ツールドフランス100回記念大会にチャンピオンジャージで出場したいという思いが強く、是が非でも取りたいと思っていたので本当にうれしかったです。
おなかに大きく日の丸が入ったデザインは、ヨーロッパの人たちからも「すばらしい!」「きれい!」と絶賛されました。白地に赤い日の丸はとても美しく見えるらしいです。
Q:新城選手が逃げたステージでは、J SPORTSの放送も一番盛り上がっっていました。
ユキヤ:一番距離が長いマルセイユゴールのステージだったのですが、過去にも荒れた展開になるコースでした。
ここでケビンと行け!というチームオーダーだったので右と左で位置取りしていたのですが、ケビンが行かないので自分が逃げました。それをケビンが追ってきて、2人一緒に逃げる必要ないかな?と思ったんですが、まあいいか!ということになって。
あとでケビンに理由を聞いたら「ジャージが白くてわからなかった」と(笑)
Q:トレーニングのため滞在するタイは暑いイメージですが、石垣島生まれということで寒さは苦手ですか?
ユキヤ:ヨーロッパに行ったばかりのころは寒さで体が動かなかったけど慣れましたね。
タイは日中30度なのでトレーニングにはちょうどいいです。
基本的には3日で200km走って1日フリーというペースでやってます。滞在する場所は田舎で、最近やっと外灯が点いたほど(笑)。250km先にチェンマイという都会があるので、たまに1泊で往復して外食を楽しんでます。往復500kmですが(笑)
寒いときは、背中、脚、手、首にクリームを塗って走るので、そこまでしてリタイヤするとイタイことになります(笑)。もともとレースではリタイヤせず、なるべくゴールしたいんです。ベルギーのフレッシュワロンヌは毎年リタイヤで悔しい思いをしていたので、今年初めて完走できてうれしかった!
Q:福島晋一さんがフランスのチームで監督に就任されました。日本人選手育成に関しては変革期になりますが、何を期待されますか?
ユキヤ:去年6人が出場した世界選に、今年はひとりも出場できなかった。こういったことから改善してほしいです。フランスのチームではフランス流ポイントの集め方から勉強しなきゃならないと思います。
日本人選手は個人でヨーロッパに行くケースが多いのですが、そうではなく日本代表としてまとまって行けるシステムを作ってほしい。苦労する若手を出さない、という意味で福島さんに期待しています。
ボクもエキップアサダのおかげでここまで来ることができました。(司会の)岡崎さんも強いので、一緒に練習させてもらいました(笑)
Q:ツール・ド・リムザンは、相性がいいようですね。
ユキヤ:地元の人から「ムッシュ・リムザン」と呼ばれています!毎年なにか成果を出せてうれしい。
Q:新城選手はひょっとして腹圧を使っているのでは? テレビ番組でやってたアレを見せていただけますか?
【ユキヤのおなかがブォッと膨らむ!ナマで見るとすごい!!】
Q:いまC59に乗っていただいていますが、いよいよC60が登場します。新城選手が乗る姿を早く見たいと願っていますが、新しいフレームの印象はいかがですか?
ユキヤ:楽しみでしょうがないです! いち早く乗せてもらってチェックしたい。やっぱりパイプはマルかつぶしが入るか? バックが変わるのでは?と予想しています。
美和さんが語るフランス生活、ユキヤ2014年の目標
Q:TBSの情熱大陸で拝見しましたが、大きな家ですね!
ユキヤ:2年前新築で入居しました。まだ建築中に決めて、春のシーズンスタート時から住み始めました。家具も何もなくて、ベッド、ソファなど大きなものはボクもいるときに購入しましたが、それ以外はレースから戻るたびに何か増えてる(笑)あれっ?こんな棚あったっけ?みたいな。
美和さん:大事な選手にケガさせちゃいけないので、私がひとつひとつ作りました(笑)。部屋が広いので、チームの選手20人くらいがお寿司を食べにきます。ヨーロッパでは日本食がブームなんですよ。
Q:美和さんの手料理はおいしいと大評判ですが、ブロッコリースープのレシピを教えてください。
美和さん:普通のスープはバターやクリームを使いますが、シーズン中の選手は脂質を取らないようにしなければならないんです。玉ねぎ、ブロッコリーを刻んで、豆乳と一緒にフードプロセッサーで作ります。(フードプロセッサーもユキヤ不在時に導入したらしい)
Q:愛犬はどこでも連れていくのですか?
美和さん:フランスは愛犬国家なので、エールフランス航空は座席に乗せられるし、ホテルでも特別料金はかかりません。ツールドフランスでクルマに乗せておくのはムリなので、その間だけチームメイトの奥さんがトリマーなので預けています。
Q:美和さんもヨーロッパカーのマネージメントなどご多忙ですが、いつ休んでいるんですか?
美和さん:こうやってファンの皆さんと一緒に過ごしているときはゆっくりしています。日本にいたころはMCの仕事をしていたので、いまオフシーズンにMCで呼んでいただけるのは幸せです。日本全国で自転車イベントが増えて、本当にうれしいことだと思っています。
Q:今年、ブエルタでフォトグラファーをされていましたが。
美和さん:フォトグラファーの修行中なんです!選手に一番近いところで撮影できる立場なので、本格的に撮り始めました。
ユキヤ:家に帰るたびにレンズが増えてます!
Q:こうして美和さんが活躍されるのは、新城選手にとってはどうですか?
ユキヤ:うれしいかぎりです!(笑)ある程度の出費はしょうがない・・・(先行投資です!と美和さん)。
ボクは自転車をいただける立場なので、カメラの値段を見てビックリしました。世間のダンナさんが自転車を買うとき、よく奥さんを説得できるなと思いました(笑)
Q:ファンは新城選手の自宅を知っているのですか?嫌がらせなどはありますか?
美和さん:チームカーが家の前に停まっていたりして「ここが選手の家だよ」とまるわかりなので(笑)。近所の子が遊びに来ることはあります。
いま住んでいる地域の人たちは阪神ファンのようなもので、スーパーで買い物をしているとカゴをのぞいて「そんなもの食べてちゃダメ」とか「選手はビールを飲んじゃダメ」とか話しかけてきます。ほかの選手の奥さんも同じだそうです(笑)
Q:新城選手も来年は30歳になります。プレッシャーを感じることはありますか?
ユキヤ:ボクは本当にプレッシャーを感じたことがないんです。好きな自転車に乗って、気づいたらツールを走っていた。ファンの方に「がんばって!」と言っていただけると、それがパワーになります。
Q:今年の活躍で、ツール期間中から移籍のオファーがきていたそうですが。
美和さん:私がマネージメントもやっていることを知られているので、各チームの監督さんがバスの裏に呼び出すんです(笑)。「アラシロは来年決まっているのか?」「いくらなら移籍するか?」など訊かれました。
私がバスのあたりにいると移籍のウワサがたってしまうので、なるべくSNSなどで連絡を取るよう気をつけていました。
Q:ヨーロッパカーがプロツアーチームに昇格しました。
ユキヤ:プロチーム「ブイグテレコム」のころは、これでもかっていうくらいレースを走れて楽しかったです。
プロコンチネンタルチームでは、狙うレース、狙わないレースを決めて走らねばならない。ボクは走って調子を上げていくほうなので残念でした。正直、パヴェは好きじゃないので、得意な選手に任せたい(笑)。
ヨーロッパカーに5年在籍して、信頼も得てきました。2014年シーズンは行きたいレースは行かせてくれると思うので、本当に楽しみです。
コルナゴ本社から、C60のチャンピオンスペシャルについて相談がありました。C59とは違うデザインのスペシャルモデルが楽しみです。
Q:こちら初耳です(笑)来シーズンのご活躍を楽しみにしています。
集まったファンも熱い!
写真右・上:C50が愛車の池畑陽一郎さんはツールドおきなわ優勝経験を持つ強者! 走る姿もパンターニに似ているというウワサ。
写真右・中:コルナゴつながりの小林さん(左)と望月さん(右)は、同じCLX 3.0に乗っているとのこと。あれこれ語り合えていいですね!
写真右・下:コルナゴ最新カタログにユキヤ直筆サインをもらって、ファンは大満足!の夜でした。
CX-ZEROモニターキャンペーンの当選者決定!
CX-ZEROモニターキャンペーンは大好評だったため、1回目の当選者を発表したあと追加募集を開始。この会場でそのうちの一人が決定することになっていた。
ユキヤのくじ引きで選ばれたラッキーガイは埼玉県所沢市在住の津久井さん。自転車通勤不可なので、週末に自宅から近い荒川を走ります!と大喜び。
コルナゴ C59 日本号
コルナゴ C59 絆号
落車した左手首を骨折したユキヤが、骨折からの回復途上でロンドンオリンピック最終選考レースとなる全日本選手権に臨む際に供給された。
漢字で「新城幸也」「絆」の文字が記されたスペシャルバイク。