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タイム・スカイロン試乗レポート
2015.01.11
タイム新時代の幕開けを告げる一台
空力性能について、ZXRSまではエッジの効いたチューブを用いていたが、スカイロンは一転して各部が丸みを帯びた形へと変更されている。この形が、タイムの考える空力性能に優れた新しい形状なのだ。直方体に風を当てて、どんどん空力性能がよくなるように削り込んでいった結果得られた形状だという。
次は剛性のアップだ。ZXRSではトップ・ダウン・ヘッドチューブがモノコックだったものが、前三角がモノコック成型に、チェーンステーが左右非対称となり、さらにモノコックに仕上がった。これによって、ペダリングパワーをよりダイレクトにリヤホイールへと伝えることを狙っている。また、フレーム前三角との接合面積が大きく取れることにも貢献している。ねじれ剛性が30%、BB周辺に至っては45%アップしている。
ナカジの試乗レポート
RXRS、ZXRS、スカ イロンと試乗してきたが、硬さがだんだんと強調されて進化してきた。ただ、 RXRSからZXRSへのレベルアップよりも、ZXRSからスカイロンへの硬さのレベルアップのほうが大きい印象。それゆえかねてからのタイムファンの中には、ちょっと違和感を覚える人もいるのではないだろうか。
だが、一台のロードバイクとして改めてスカイロンと向き合ったとき、レーシーなバイクであると感じる。ハンドリングもいっそのこと、もっとクイックにしてもよかったのではないかとすら思う。パワーがある人は、その踏み応えを気に入ると思う。
TIME SKYLON タイム・スカイロン
フレームセット価格/48万円(税抜)
フレーム●カーボン
フォーク●カーボン
コンポーネント●カンパニョーロ・スーパーレコードEPS
ホイール●カンパニョーロ・ボーラウルトラTWO
タイヤ●ハッチンソン・プロツアー 24C
ハンドルバー●タイム・エルゴドライブ
ステム●タイム・モノリンクアルティウム
サドル●サンマルコ・マントラレーシング
シートポスト●タイム・ダイレクトリンク
試乗車実測重量●6.69kg(Sサイズ、ペダルなし)
サイズ●XXS、XS、S、M、L、XL
カラー●ホワイト×マット、チーム×マット、レッド×グロス、プラズマ×マット
※インプレッション車は、市販モデルと仕様が異なる場合があります
フレーム●カーボン
フォーク●カーボン
コンポーネント●カンパニョーロ・スーパーレコードEPS
ホイール●カンパニョーロ・ボーラウルトラTWO
タイヤ●ハッチンソン・プロツアー 24C
ハンドルバー●タイム・エルゴドライブ
ステム●タイム・モノリンクアルティウム
サドル●サンマルコ・マントラレーシング
シートポスト●タイム・ダイレクトリンク
試乗車実測重量●6.69kg(Sサイズ、ペダルなし)
サイズ●XXS、XS、S、M、L、XL
カラー●ホワイト×マット、チーム×マット、レッド×グロス、プラズマ×マット
※インプレッション車は、市販モデルと仕様が異なる場合があります