さいたまクリテリウム交流会
マイヨ・ジョーヌのニーバリ初来日!
10月25日(土)にさいたま新都心駅(埼玉県さいたま市大宮区)周辺で開催される『2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム presented by ベルーナ』に参加する選手たちが、大会前日にさいたま市内で交流会を行った。
2年目の開催となるさいたまクリテリウムには、今年もツール・ド・フランスで活躍したスター選手が大勢来日。マイヨ・ジョーヌのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)、マイヨ・ベール(ポイント賞)のペーテル・サガン(キャノンデール)、マイヨ・アポワのラファウ・マイカ(ティンコフ・サクソ)が顔を揃えた。
イタリア人のニーバリは、日本に来るのはこれが初めて。さいたま市に到着したのは23日の夕方だったので、24日の交流会が初めて出会う日本文化になった。
選手たちはまず、武蔵一宮氷川神社を参拝し、日本人でもなかなか見ることのない巫女舞を見学した。
その後、さいたま市産業文化センターで県立与野高校の書道部と茶道部の生徒さん40名と交流。選手たちは書道部のパフォーマンスを見学したり、茶道を体験したりした。
書道部体験ではステージ上にニーバリ、サガン、マイカの3人がキモノ姿でタスキを掛けて登場。生徒さんの指導のもと、大きな筆で書道にチャレンジし、他の選手たちから大喝采を浴びていた。
書道と茶道を体験したニーバリに感想を聞いたら「日本は初めてだから、何もかもが目新しいものばかり。今日はすばらしい体験ができて本当にうれしかった」と、喜んでいた。
■氷川神社の楼門前で記念撮影
■氷川神社で巫女舞を真剣に見学する選手たち。退屈ではと思ったが、意外と好評だった
■今年のツールで総合2位になったジャンクリストフ・ペロー(Ag2R)は小さな子供たちを連れて来ていた
■クリストファー・フルーム(チームスカイ)は今年もガールフレンドのミッシェルさんと一緒に来日。「巫女舞はすばらしかった!」と、感動していた。今年も相撲に挑戦したかったのでは? と、聞いたら「あれは1回で十分だよ」と笑っていた
■ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)は書道に挑戦! 見物していた他の選手たちは、彼が何という漢字を書くのか、興味津々だった
■サガンは「速」、ニーバリは「王」、マイカは「山」を見事に書き上げた。サガンだけ難しい漢字で時間がかかり、見物していた他の選手から冷やかされていた
■交流会の記念に与野高校の生徒さんたちからウチワをプレゼントされた選手たち。左からヨハネス・フローリンガー(ジャイアン・シマノ)、別府史之(トレック)、ワレン・バルギル(ジャイアン・シマノ)
■茶道体験で正座をしたニーバリは、脚が痺れて上手く立てなくなっていた。抹茶を味わったフルームは「すごく強い味だけど、なんか健康そうな感じだ」と、言っていた
■最後にニーバリと記念撮影をした県立与野高校の生徒さんたち。みんな自転車レースはまだ見たことがないと言っていたが、これでファンになってくれるといいなあ