さいたまクリテリウム 日本人選手ショートインタビュー
・別府史之(ツール・ド・フランス ジャパンチーム)
「先週、宇都宮で行われたジャパンカップに続いて大規模なレースが日本で開催されるのは凄いことです。ですから、ぜひ『本場』を見に来てほしいです。そして、サイクリングが世界的なスポーツだということを知ってほしい。ヨーロッパの選手にも、このイベントの評判はとてもいいですね。オーガナイズも素晴らしいし、選手も、観客もみんな楽しんでいます。沿道の声援が聞こえますから、もっと走りたくなってしまうレースです」
・新城幸也(ツール・ド・フランス ジャパンチーム)
「これだけの応援を味わえるレースはなかなかありませんよ。ツール・ド・フランスの最終日、シャンゼリゼに帰ってきたときのような感じですよね。あれに近いものがある。こんなにお客さんが集まるのは嬉しいです。ヨーロッパの選手も、みんな日本に来たがりますね。シーズンの終わりのレースですから、家族と一緒に来ることもできますし。僕の友人たちも見に来てくれています」
・清水都貴(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
「自分が競技をはじめた頃は、サイクルロードレースの大会にこんなにたくさんの観客が集まるなんて、考えられませんでした。(引退を目の前にした今)このレースを走れて感慨深いです。この競技は、魅力を知ってもらえれば絶対にハマるスポーツだと思うので、このイベントをきっかけにして、もっとファンが増えてほしいと願っています。明日のレースは、出るからにはいい成績を残すつもりです」
・寺崎武郎(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
「世界トップレベルの選手たちと一緒に走れるのは光栄ですけれど、僕はヨーロッパのプロを目指しているので、いずれは彼らと同じ舞台で走りたいと思っています。こんな大勢の観客の中で走るのははじめて。選手として、恵まれた時代に生まれたと感じています。ありがたいですね。この競技を見てくれる人が多いということは、チャンスが多いという事でもありますから」
・高木三千成(スペシャルチームジャパンforさいたま)
「実は、夏にはほぼ出場が決まっていました。こんなに大きな舞台で走ることができて、本当に嬉しいです。こんな機会は、もしかしたら最初で最後かもしれないですね。もちろん、家族や、高校時代の先生も見に来てくれます。明日は、柿木(孝之)監督のオーダーに従って走ります」
・掘孝明(宇都宮ブリッツェン)
「ジャパンカップとはまた違う緊張感があります。昨年は主催者発表で20万人のお客さんが来たということで、酔ってしまいそうですね。ただ、それだけ宇都宮ブリッツェンという名前が多くの人の目に留まる機会でもあるので、積極的な、魅せる走りをしたいです。こういうイベントができたことで、普段はサイクルロードレースに興味がない人も見に来ると思う。そういう機会が増えるのはいいですね」
・橋本英也(スペシャルチームジャパンforさいたま)
※レース後にインタビュー
「(逃げを決めたタイミングについて)ペースが落ちるポイントを狙って飛び出しました。勝つのは難しくても、目立ちたいと思って飛び出しました。でも、他のメンバーがさすがに速かったです! 去年に続けてこの、一般の方でも名前を聞いたことがあるレースに選ばれたのは名誉だと受け止めています。日本のレース界には、もっと発展してほしいですね」