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【10万円台で乗れるロードバイク】メリダ・スクルトゥーラ3000
2016.04.30
上位機種に引けを取らない万能マシン
2016モデルでリニューアルを果たしたスクルトゥーラシリーズは、先代モデルの優れた走行性能と高い快適性を正常進化させつつ、風洞実験によってフレーム形状を最適化し、エアロロードに迫る空力性能を手に入れることに成功したという。 同じシリーズでカーボンフレームとアルミフレームをラインナップしているが、カーボンフレーム搭載モデルの最廉価モデルが「スクルトゥーラ3000」だ。
上位モデルのスクルトゥーラ5000と同じCF2フレームに、 シマノの11スピードコンポーネント105をメインコンポーネントとして搭載。メリダがスポンサーを務め、機材供給を行うUCIワールドツアーチーム、ランプレ・メリダのレプリカカラーをまとい、入門用ロードとしてはスペックは申し分なく、グラフィックも価格帯以上の魅力を感じさせる。
さらにこのモデルには、将来のアップグレードも十分楽しめる余地が残されているという点も見逃せない。リヤブレーキワイヤとシフトワイヤはインナールーティング方式を採用し、将来的に電動変速に載せ替えることも簡単にできる。価格は20万円を大きく下まわる18万9900円(税抜)とお値打ち感があり、アップグレードを楽しんで長く乗れるバイクであることを考えると破格のプライスと言えるだろう。
上位モデルのスクルトゥーラ5000と同じCF2フレームに、 シマノの11スピードコンポーネント105をメインコンポーネントとして搭載。メリダがスポンサーを務め、機材供給を行うUCIワールドツアーチーム、ランプレ・メリダのレプリカカラーをまとい、入門用ロードとしてはスペックは申し分なく、グラフィックも価格帯以上の魅力を感じさせる。
さらにこのモデルには、将来のアップグレードも十分楽しめる余地が残されているという点も見逃せない。リヤブレーキワイヤとシフトワイヤはインナールーティング方式を採用し、将来的に電動変速に載せ替えることも簡単にできる。価格は20万円を大きく下まわる18万9900円(税抜)とお値打ち感があり、アップグレードを楽しんで長く乗れるバイクであることを考えると破格のプライスと言えるだろう。
メリダ・スクルトゥーラ3000
シマノ・105完成車価格/18万9900円(税抜)
フレーム ● スクルトゥーラ CF2
カーボンフォーク●ロードカーボンレース
コンポーネント●シマノ・105
ホイール●メリダ・コンプ24
タイヤ●マキシス・ドロミテ 700×23C
ハンドルバー●メリダ・コンパクトロード OS
ステム●メリダ・プロOS-5
シートポスト●メリダ・カーボンH SB15
サドル●メリダ・レース5
サイズ●44、47、50、52、54、56
カラー●マットブラック(チーム)、 マットブラック×グリーン(ホワイト)
試乗車実測重量●8.53kg(52サイズ、ペダルなし)
浅野真則の試乗インプレッション
風洞実験によって空力性能にまで磨きをかけ、オールラウンダーとしてのポテンシャルをさらに高めることに成功した2016年モデルの新スクルトゥーラ。カーボンフレーム採用モデルの最廉価モデル、スクルトゥーラ3000ももちろん例外ではない。
上りでは軽く、下りや制動時、コーナーでのコントロール性能にも優れている。フレームがハイエンドモデルほど硬すぎないのでロングライドでも疲れにくいし、コーナーや横風の中を走るような場合でも挙動がクイックすぎて乗り手を選ぶということもない。さらに路面からの突き上げも、扁平加工されたリヤ三角のフレックスステーが効果的にいなしてくれるので、快適性も高い。この価格帯のバイクとしては 非の打ちどころがない。
さらに感心させられるのが、将来的に電動変速コンポを乗せることも可能で、アップグレードの伸びしろがあるということ。つまり、このバイクをアップグレードしながら長く楽しめるということだ。レース志向の人もロングライド志向の人も、電動変速化はメリットが大きい。標準スペックでも万人に扱いやすく、さらにアップグレードによって自分好みのバイクに仕立て上げる喜びも味わえる希有なモデルだ。
上りでは軽く、下りや制動時、コーナーでのコントロール性能にも優れている。フレームがハイエンドモデルほど硬すぎないのでロングライドでも疲れにくいし、コーナーや横風の中を走るような場合でも挙動がクイックすぎて乗り手を選ぶということもない。さらに路面からの突き上げも、扁平加工されたリヤ三角のフレックスステーが効果的にいなしてくれるので、快適性も高い。この価格帯のバイクとしては 非の打ちどころがない。
さらに感心させられるのが、将来的に電動変速コンポを乗せることも可能で、アップグレードの伸びしろがあるということ。つまり、このバイクをアップグレードしながら長く楽しめるということだ。レース志向の人もロングライド志向の人も、電動変速化はメリットが大きい。標準スペックでも万人に扱いやすく、さらにアップグレードによって自分好みのバイクに仕立て上げる喜びも味わえる希有なモデルだ。