トピックス
【20万円台で乗れるロードバイク】バッソ・ラグーナ
2016.05.09
懐の深い走りで幅広いシーンに対応
イタリアンロードの魅力は、何といってもレーシーな走りである。バッソの「ラグーナ」は、同社のラインナップで4番目に位置するミドルクラスだが、レーシング性能を追求していることはジオメトリーを見れば察しが付く。
530サイズのバックステー長は404mmと短く、加速のレスポンスを重視した設計だ。そしてヘッドチューブ長も152mmと短め。近頃はヘッドチューブの長いモデルも多く、レース向けのフィティングではポジションを出しにくいこともあるがラグーナにそうした心配はなく、まさしくイタリアン ロードらしい仕様だ。
フレームの構造は、ロードバイクのトレンドをしっかりと押さえた 仕様といえるだろう。テーパードスタイルのヘッドチューブにプレスフィット仕様のワイドハンガーシェルをおごり、パワーライン の剛性を高めて加速の反応性を追求。快適性については、アーチ状のトップチューブと細身のシートステー、ベンドタイプのフロントフォークによって、ロングライドにも対応できるレベルに仕上げられているという。そしてコンポパーツは、シマノ・ 105のフルスペックで操作性と耐久性における心配は一切ない。
その他のパーツも自社ブランドのミクロテック、サンマルコのサドルとヴィットリアのタイヤというように定評ある自国のブランドで 固められ、イタリアンレーサーらしい実戦的なスペックは、入門機として隙のない一台だ。
530サイズのバックステー長は404mmと短く、加速のレスポンスを重視した設計だ。そしてヘッドチューブ長も152mmと短め。近頃はヘッドチューブの長いモデルも多く、レース向けのフィティングではポジションを出しにくいこともあるがラグーナにそうした心配はなく、まさしくイタリアン ロードらしい仕様だ。
フレームの構造は、ロードバイクのトレンドをしっかりと押さえた 仕様といえるだろう。テーパードスタイルのヘッドチューブにプレスフィット仕様のワイドハンガーシェルをおごり、パワーライン の剛性を高めて加速の反応性を追求。快適性については、アーチ状のトップチューブと細身のシートステー、ベンドタイプのフロントフォークによって、ロングライドにも対応できるレベルに仕上げられているという。そしてコンポパーツは、シマノ・ 105のフルスペックで操作性と耐久性における心配は一切ない。
その他のパーツも自社ブランドのミクロテック、サンマルコのサドルとヴィットリアのタイヤというように定評ある自国のブランドで 固められ、イタリアンレーサーらしい実戦的なスペックは、入門機として隙のない一台だ。
バッソ・ラグーナ
シマノ・105完成車価格/24万8000円(税抜)
フレーム●カーボン
フォーク●バッソオリジナルカーボン
コンポーネント●シマノ・105
ホイール●シマノ・WH-RS010
タイヤ●ヴィットリア・ザフィーロ 700×25C
ハンドルバー●ミクロテック・アルミ
ステム●ミクロテック・アルミ
シートポスト●ミクロテック・アルミ
サドル●サンマルコ・エラスタートアップ
サイズ●480、510、530
カラー●ブラック×グリーン、イタリー、ブラック
試乗車実測重量●8.66kg(530サイズ、ペダルなし)
吉本 司の試乗インプレッション
ジオメトリーはレーシーな設計だが、巧みなフレーム形状によってロングライドにも対応できる快適性も備えているというラグーナ。その走りは期待を裏切らない。
ヘッドとBBに十分なボリュームを与えたフレームは、ベンドしたチェーンステーによりパワーラインの剛性が絶妙にコントロールされていて、ガッチリとした印象ではなくポジティブなしなりが感じられる。それゆえにペダリングフィールは、鋭さとは違う滑らかさを伴う軽さがあり、このクラスのカーボンフレームとしては上質なものだ。上りはダンシングで小気味良く、シッティングではスルスルと進み、脚当たりもいいのでペダリングトルクを持続させやすい。高速・高負荷域での瞬間的な加速では少ししなやかさを出しやすいので、レースではスプリント勝負よりもロングスパートが向いている。
そしてフレーム全体でショックを吸収するような乗りごこちの良さもあるのでロングライドにも適しており、安定感も強く得られる乗車感覚は、テクニックに覚えのないライダーでも臆することなく下りに挑めるだろう。 ラグーナはロングライドからレース、ヒルクライムまで、入門者が幅広く楽しめる懐の深いカーボンバイクだ。
ヘッドとBBに十分なボリュームを与えたフレームは、ベンドしたチェーンステーによりパワーラインの剛性が絶妙にコントロールされていて、ガッチリとした印象ではなくポジティブなしなりが感じられる。それゆえにペダリングフィールは、鋭さとは違う滑らかさを伴う軽さがあり、このクラスのカーボンフレームとしては上質なものだ。上りはダンシングで小気味良く、シッティングではスルスルと進み、脚当たりもいいのでペダリングトルクを持続させやすい。高速・高負荷域での瞬間的な加速では少ししなやかさを出しやすいので、レースではスプリント勝負よりもロングスパートが向いている。
そしてフレーム全体でショックを吸収するような乗りごこちの良さもあるのでロングライドにも適しており、安定感も強く得られる乗車感覚は、テクニックに覚えのないライダーでも臆することなく下りに挑めるだろう。 ラグーナはロングライドからレース、ヒルクライムまで、入門者が幅広く楽しめる懐の深いカーボンバイクだ。
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ジョブインターナショナル
06・6368・9910
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