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ジャパンカップ後、BMCレーシングチームの東京観光&アフターパーティーに密着!
2016.10.31
BMCレーシングチームの東京観光!まずはスカイツリーへ
10月24(月)朝8時、宇都宮に宿泊していたBMCレーシングチームのメンバーはホテルニューイタヤの前に集合した。快晴ながら少し肌寒い気温の中、数人のファンがホテルの前に集まり、笑顔でお見送り。前日、朝3時まで飲み明かしていたという少しお疲れ顔なメンバーたちは「BMCレーシングチーム様」と書かれた観光バスに乗り込み、宇都宮を後にした。
バスの中は後方部がボックスの席となっており、選手たちがそこに集まって談笑する。談笑すると言っても、TJことテイラー・エイセンハートがひたすらしゃべり、それに対してテイラー・フィニーが爆笑するといった時間がほとんどであった。バスの中が静かになったと思えば、全員寝ている……。なんとも切り替えが早い……。話を聞く機会を完全に逃した筆者は1日の取材に不安を感じずにはいられなかった。
バスの中は後方部がボックスの席となっており、選手たちがそこに集まって談笑する。談笑すると言っても、TJことテイラー・エイセンハートがひたすらしゃべり、それに対してテイラー・フィニーが爆笑するといった時間がほとんどであった。バスの中が静かになったと思えば、全員寝ている……。なんとも切り替えが早い……。話を聞く機会を完全に逃した筆者は1日の取材に不安を感じずにはいられなかった。
車窓から見える景色がだんだんと都心に近づいていく。東京観光1番はじめの行き先は東京スカイツリーだ。バスが到着し、メンバーたちが起こされ、少し眠そうにバスから降りてくる。展望デッキに登る予定時刻まで30分ほど時間がある。手持ち無沙汰なメンバーたちはバスの駐車場からすぐ入ったところにあるお土産屋さんで物色を始めた。
スカイツリーのキャラクターであるソラカラちゃんの帽子を見つけてかぶってみるなどして遊んでおり、ソラカラちゃんの帽子をかぶったクインツァートは「あったかいね!(笑)」と笑っていた。まだ時間があったので、カフェを探す。スターバックスを見つけ、吸い込まれるように入店。やはり選手たちはみんな習慣的にコーヒーを飲んでいるようだ。ちなみにに飲み物には「まだ入れるの?!」と思うほど長い時間はちみつのポットを傾けていた。
順番が来て、エレベーターに乗り込み、みんなして表示されているモニターを見る。高さ350mの展望デッキに到着し、ドアが開くと、持っているサングラスをつけて窓の方へ歩いて行った。少しはしゃいだ様子でみんなスマホを取り出して撮影をする。高さ450mの展望回廊へ向かうエレベーターはガラス天井。みんなで上を向いて楽しんでいる。日本が初めてというロスコフも「いいところだね!」と楽しげな表情を浮かべていた。平日ともあり、日本人より外国人の観光客が多かったが、それでもこの8人は目立っていた。
展望回廊から降りると、ガラス床なるものが。そこまでの列に並び、ガラス床に到着すると「jump!jump!」と言いながらジャンプをしてみるTJとフィニー。世界で闘う選手たちだというのに、なんとかわいいのだろう(笑)。さらに階下のジェイコムワンダースタジオでは自転車ウィークと称して、さいたまクリテリウムの展示がされていた。思わずみんな立ち止まり、リーンハルトは中まで見に行ってしまった。
他にも様々なお店に各自が目を奪われ、目的の場所までなかなかたどり着くことができない(笑)。なんとか引っ張りながらみんなで移動し、スカイツリーが一望できるところで記念写真後、鉄板焼き屋さんで豪華なランチをとった。
お次は定番スポット浅草寺!
続いて煙を浴びるための香炉に「これはなんだ?!」と群がる。フタバ商店のザックさんが説明し、煙を浴びるメンバーたち。ダントツでTJが楽しそうであった。その後、後ろにあったお守り売り場でクインツァートが真剣に家族へのお土産と思しきお守りを選んでいた。本堂に入り、お参りをした後は全員でおみくじを引いた。浅草寺といえば凶が多くて有名である。そんな中でも強運の持ち主、TJは大吉を引き当てて喜んでいた。本堂を出て、全員で本堂をバックに記念撮影をし、バスに戻った。
大吉でご機嫌なTJにオフシーズンは何をするのか聞いてみると「寝て、食べて、寝て、食べて、寝て……」と笑いながら答えた。オフシーズンを非常に楽しみにしている様子であった。
最後の行き先は品川。品川までの間、選手たちに話を聞くことができた。(インタビュー記事は後ほど掲載!)19時から始まるアフターパーティーに向けて選手たちはホテルに一度戻り、束の間の休息をとった。
お待ちかね、ファンとのアフターパーティ!
パーティー中盤になると、昨年のBMCアフターパーティーでも実施された錦織店長発案のエアスプリント対決が催された。歩数計が取り付けられたハンドルバーを持って30秒間思い切りもがき、歩数計の示す数字が一番大きい人が勝ち、というゲームだ。「手だけじゃなく足を動かさないとカウントされないように調整してあります」と錦織店長。抽選で選ばれた3人が選手と対決し、選手のカウント数を超えることができれば景品がもらえる。全部で3戦行われ、なぜか全てTJが対決相手に(笑)。どの対戦も女性が最多の数字を叩き出し、サイン入りの景品を獲得していた。
そのまま、10月30日に誕生日を迎えるクインツァートのために会場のファンからのバースデーソングとデザートプレートが振る舞われた。嬉しそうな表情を見せたクインツァートにさらにバースデープレゼントとして、フタバ商店からBMCのレーシングバイク「SLR03」が用意されたが、クインツァートはもちろん受け取らず。会場の中から抽選で1人に代わりにプレゼントという運びとなった。なんとも幸運な1人の番号が呼ばれ、高々と抽選番号が書かれた札を掲げて喜びを表現していた。
最後には全員が満足げな表情で「BMCー!!!」と掛け声を上げながら記念撮影。「来年も必ず日本に来たい!」と選手たちは笑顔で挨拶を残し、楽しい会はお開きとなった。
盛り上げ上手なTJを筆頭に、今年は非常に雰囲気の良いBMCレーシングチームの様子が伺えた。来シーズンも彼らの活躍に注目し、応援していきたい。