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秀光 - チームランプレ ファンミーティング 「来年チーム名は変わるが、魂は変わらない。日本との親密な関係も続けていく!」
2016.10.30
秀光もジャパンカップでスポンサーを続けてきたことで、自転車ファンの間で認知度を高めつつある
銀行のオフィスやロビーの内装を手掛ける秀光は、イタリア・ランプレ社製のカラー鉄板を使用している関係で、毎年ジャパンカップ大会限定のチームスポンサーとしてランプレチームを支えてきた。記者懇親会では自転車レースの歴史と共に、イタリアを筆頭に世界の自転車チームを支えてきた企業スポンサーの歴史が紹介された。中でも鉄板製造会社であるランプレが、イタリアにおける自転車人気をうまく利用して知名度や企業イメージを上げてきたことが解説されると、秀光の佐久間修介社長もこう続けた。
「主に銀行のための家具・内装デザインを手掛ける秀光も、顧客はあくまでも企業であるため、一般市民に広く名を知られるような会社ではない。ただランプレと同じように、秀光もジャパンカップでスポンサーを続けてきたことで、自転車ファンの間で認知度を高めつつある」
「主に銀行のための家具・内装デザインを手掛ける秀光も、顧客はあくまでも企業であるため、一般市民に広く名を知られるような会社ではない。ただランプレと同じように、秀光もジャパンカップでスポンサーを続けてきたことで、自転車ファンの間で認知度を高めつつある」
チャンピオンシステムが提供するランプレチームジャージは、新城幸也の加入で売り上げが5倍に拡大したこと、また日本や外国でのワイン販売を伸ばす狙いで、ヴィーニファンティーニが世界中を転戦する自転車レースを協賛対象に選んだことなども、それぞれの関係者から解説された。さらには懇親会に招待された銀行・企業関係者に対して、佐久間社長はこう説いた。
「なによりイタリアと同じように、日本でも企業スポンサーとスポーツのよい関係を作っていくべきだ」
ただし今季までイタリア登録だったランプレ・メリダチームは、来季からは中国登録に変わる。メインスポンサーはTJスポーツ・コンサルテーションに移行し、サブスポンサーのメリダはバーレーンの新チームへと鞍替えする。1991年~1995年、さらに1999年~2016年の23年間に渡って冠スポンサーを務めてきたランプレの名前は、もしかしたら、チーム名から消え去ってしまうのかもしれない。
「来年チーム名は変わるが、魂は変わらない。日本との親密な関係も続けていく!」
ランプレのチームプレス担当、アンドレア・アッピアーニ氏は、ファンミーティングに詰めかけたファンの前で宣言した。バーベキューや抽選会で大いに盛り上がった会場では、ジャパンカップクリテリウム3位、本戦ロードレース4位のエマヌエーレ・モーリが契約を2年間更新したことも発表された。
チームが新たなスポンサーと共に新たな道を進んでいくのであれば、そこに所属する選手たちも、それぞれに新たな道へと進む。今季はランプレのフクシア色を身にまとった新城幸也は、メリダの自転車に乗って、来季はバーレーンの新生チームチームへと漕ぎ出していく。
「なによりイタリアと同じように、日本でも企業スポンサーとスポーツのよい関係を作っていくべきだ」
ただし今季までイタリア登録だったランプレ・メリダチームは、来季からは中国登録に変わる。メインスポンサーはTJスポーツ・コンサルテーションに移行し、サブスポンサーのメリダはバーレーンの新チームへと鞍替えする。1991年~1995年、さらに1999年~2016年の23年間に渡って冠スポンサーを務めてきたランプレの名前は、もしかしたら、チーム名から消え去ってしまうのかもしれない。
「来年チーム名は変わるが、魂は変わらない。日本との親密な関係も続けていく!」
ランプレのチームプレス担当、アンドレア・アッピアーニ氏は、ファンミーティングに詰めかけたファンの前で宣言した。バーベキューや抽選会で大いに盛り上がった会場では、ジャパンカップクリテリウム3位、本戦ロードレース4位のエマヌエーレ・モーリが契約を2年間更新したことも発表された。
チームが新たなスポンサーと共に新たな道を進んでいくのであれば、そこに所属する選手たちも、それぞれに新たな道へと進む。今季はランプレのフクシア色を身にまとった新城幸也は、メリダの自転車に乗って、来季はバーレーンの新生チームチームへと漕ぎ出していく。
新城インタビュー
Q.ランプレ・メリダで過ごした1年が終わろうとしています。初めてイタリアチームで走った感触はいかがでしたか?
「イタリアとフランスのやり方は全く違うのだ、と勉強になりました。それから、フランス人というのは、フランスのチームに所属していることが多い。その逆でイタリア人は、外国のチームに出て行っている。国には関係なく走っている。だから、外のチームに所属しているイタリア選手と話す機会も増えて、友達の輪が広がりましたね」
Q.同じチームに7年所属してきて、ランプレで1年過ごし、早くも来年にはバーレーンのチームへと2年契約で移籍します。この1年は、キャリアの中でどういう位置づけでしょうか?
「知ることができた、そんな1年でした。来年からは、より『勝利』が重要視されるチームに移ります。バーレーン籍ですが、イタリア式のチームです。だから今年イタリアのチームで過ごし、イタリア式のやり方に触れ、慣れておくことができたのは良かったですね。今シーズンの走り出しは(2月カタールでの落車骨折のせいで)遅くなりましたが、最終的には80レースくらい走りました。終わってみれば大成功だったと思います」
Q.来季はグランツールの総合優勝を狙うチームに、初めて加入します。自分の存在を、どうやって押し出していくべきでしょう?
「やっぱりツール・ド・フランスに出たい。だからまず、アルデンヌクラシックまでに結果を出したいですね。『ツールに出たい』という希望を聞いてもらえるだけの、いい走りを見せたいです。たしかに今まで、グランツール総合優勝経験者と同じチームで走ったことはありません。……まあヴィンチェンツォ・ニバリがツールに出場するようなら、僕もまた、クライマーになるしかないんです。上れるよう体を絞り込んでいく。だって平坦を引けないんだったら、上れるようになればいいんです!上り口でしっかり仕事ができるよう、照準を合わせて、体を変えていくしかないんです。ツール出場はあきらめません。自分のタイプを変えながらも、なんらかの道を探っていきます」