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「四国一周1000キロルート」メディアツアーにサイスポが密着!
2017.03.30
「四国一周1000キロルート」は愛媛県が呼びかけた、愛媛、香川、徳島、高知の4県を巡るサイクリングコースを作ろうという壮大な計画だ。一周約1000kmという距離は、健脚なライダーであれば1週間程度あれば走破可能。空港は各県に1つずつあるので、例えばこれらの空港を出発点として週末休みを組み合わせて、ちょっとずつ走破することもできる。今回は時間の関係上、全て実走することはできなかったが、その代わりに4県でどうしても走っておきたい厳選スポットや道を4日間かけて巡った。
2017年3月14日午前10時、愛媛県庁で発表会を行ったあと、県庁前で中村時広愛媛県知事らが参加し、出発式を行った。
四国一周ルート記者会見 http://www.cyclesports.jp/articles/detail/76525
そのまま愛媛県庁を出発し、右手に松山城を眺めながら堀の内まで走行。松山城は国宝にも指定されており、標高132mの城山にそびえる姿は、威風堂々としている。
その後は一旦自転車をサポートカーに乗せて、瀬戸内しまなみ海道のハイライトでもある「来島海峡大橋」へ。世界初の3連吊り橋から見る眺めは、まさに圧巻の一言。このまましまなみ海道を走って、尾道まで行ってしまいたい気分にもなるが、今回は四国を一周することがテーマなので、馬島まで行った後は折り返して「サンライズ糸山」まで戻る。サンライズ糸山はサイクリングターミナルとして使用されており、スポーツバイクのレンタルなども行っている。なんと替えチューブを販売する自販機もあるのだ。
2017年3月14日午前10時、愛媛県庁で発表会を行ったあと、県庁前で中村時広愛媛県知事らが参加し、出発式を行った。
四国一周ルート記者会見 http://www.cyclesports.jp/articles/detail/76525
そのまま愛媛県庁を出発し、右手に松山城を眺めながら堀の内まで走行。松山城は国宝にも指定されており、標高132mの城山にそびえる姿は、威風堂々としている。
その後は一旦自転車をサポートカーに乗せて、瀬戸内しまなみ海道のハイライトでもある「来島海峡大橋」へ。世界初の3連吊り橋から見る眺めは、まさに圧巻の一言。このまましまなみ海道を走って、尾道まで行ってしまいたい気分にもなるが、今回は四国を一周することがテーマなので、馬島まで行った後は折り返して「サンライズ糸山」まで戻る。サンライズ糸山はサイクリングターミナルとして使用されており、スポーツバイクのレンタルなども行っている。なんと替えチューブを販売する自販機もあるのだ。
愛媛県を後にして、お次は香川県へ。香川県は”うどん県”として全国に売り出し中だ。また香川県は県の面積に対するため池の割合が全国一であることでも知られ、1万4000箇所以上のため池があるそうだ。そんなのどかな風景と瀬戸内海の多島美を味わえるのが香川エリアの特徴。もちろん善通寺市や観音寺市など、市の名前にもなっているほどお遍路文化も根付いている。
今回のツアーでは弘法大師誕生の地であり四国八十八ヶ所の75番目の札所、善通寺を訪ねた。善通寺はお寺に宿泊できる宿坊を備えており、境内の西院にある御影堂の地下には約100mの「戒壇めぐり」がある。これは人の胎内のような真っ暗な闇を壁伝いに歩き、心身を鍛えようというもので、参加者は一様に悲鳴に近い絶叫をあげていた。
善通寺を後にし、香川県内随一の絶景として有名な五色台へ。五色台は高松市と坂出市にまたがる溶岩台地で、南北に五色台スカイラインが走っている。五色台の大崎の鼻展望台からは、瀬戸大橋と瀬戸内海の織りなす絶景を眺めることができる。
五色台をすぎると一向は香川県の県庁所在地である高松市へと向かう。この日の宿は「JRホテルクレメント高松」。県内の島々へと向かうフェリーターミナルとも近く、JR高松駅から約200mの好立地でありながら、自転車を室内に持ち込むことも可能だ。ちなみにこの宿の1階には2017年3月30日にオープンする「ジャイアントストア高松」があり、乗車前に整備をしてから出発することも可能。そのため、ここを四国一周のスタート地点としてもよい。
今回のツアーでは弘法大師誕生の地であり四国八十八ヶ所の75番目の札所、善通寺を訪ねた。善通寺はお寺に宿泊できる宿坊を備えており、境内の西院にある御影堂の地下には約100mの「戒壇めぐり」がある。これは人の胎内のような真っ暗な闇を壁伝いに歩き、心身を鍛えようというもので、参加者は一様に悲鳴に近い絶叫をあげていた。
善通寺を後にし、香川県内随一の絶景として有名な五色台へ。五色台は高松市と坂出市にまたがる溶岩台地で、南北に五色台スカイラインが走っている。五色台の大崎の鼻展望台からは、瀬戸大橋と瀬戸内海の織りなす絶景を眺めることができる。
五色台をすぎると一向は香川県の県庁所在地である高松市へと向かう。この日の宿は「JRホテルクレメント高松」。県内の島々へと向かうフェリーターミナルとも近く、JR高松駅から約200mの好立地でありながら、自転車を室内に持ち込むことも可能だ。ちなみにこの宿の1階には2017年3月30日にオープンする「ジャイアントストア高松」があり、乗車前に整備をしてから出発することも可能。そのため、ここを四国一周のスタート地点としてもよい。
◆善通寺
TEL 0877•62•0111
香川県善通寺市善通寺町3-3-1
http://www.zentsuji.com
◆JRホテルクレメント高松
TEL 087•811•1111
香川県高松市浜ノ町1-1
http://www.jrclement.co.jp
◆ジャイアントストア高松
TEL 087•802•2278
香川県高松市浜ノ町1-1 JRホテルクレメント高松1F
http://giant-store.jp/blog/other/1966/
TEL 0877•62•0111
香川県善通寺市善通寺町3-3-1
http://www.zentsuji.com
◆JRホテルクレメント高松
TEL 087•811•1111
香川県高松市浜ノ町1-1
http://www.jrclement.co.jp
◆ジャイアントストア高松
TEL 087•802•2278
香川県高松市浜ノ町1-1 JRホテルクレメント高松1F
http://giant-store.jp/blog/other/1966/
香川に来たらやっぱりうどんは外せない
2日目の朝は、香川名物のうどんから始まる。今回は相当タイトなスケジュールだったが、やっぱりうどんは外せない。県内のうどん屋は早朝から開いている店も多く、朝7時に高松市内の「うどんバカ一代」へ。このお店の人気メニュー「釜バターうどん」は茹でたうどんに生卵をあえ、その上にバターと黒コショウをトッピングする。食べてみるとびっくり!まるでカルボナーラのような濃厚な味なのだ。そして朝9時半、香川県庁を訪問。
香川県庁の表敬訪問を終えると、香川県庁舎前から一同出発。今回はPRサイクリングのために、香川県内のサイクリストたちも駆けつけてくれた。彼らとともに市内を走った後は再びバスに自転車を載せ、一路徳島県鳴門市へと向かう。
香川県庁の表敬訪問を終えると、香川県庁舎前から一同出発。今回はPRサイクリングのために、香川県内のサイクリストたちも駆けつけてくれた。彼らとともに市内を走った後は再びバスに自転車を載せ、一路徳島県鳴門市へと向かう。
県内を流れる吉野川の雄大な景色や鳴門の渦潮といった自然景観がウリの徳島県。毎年8月12日から4日間の日程で行われる「阿波おどり」は約10万人の踊り子が参加する一大イベントだ。また徳島市内にそびえる「眉山」は標高290m程度の山だが、同市のシンボルとしても知られ、四国一とも呼ばれる夜景スポットとしても知られる。山頂までの道は走りごたえがあるので、プチヒルクライムをしてみるのもいいだろう。
今回試走した「鳴門スカイライン」は、鳴門警察署鳴門検問所から鳴門公園に抜ける約11kmの道で、経由する四方見橋からはウチノ海の絶景が堪能できる。まさに徳島を代表するサイクリングコースだ。徳島県庁を表敬訪問したあとは、市内にある「徳島ラーメン大孫」で腹ごしらえ。その後、高知市内まで一気に移動。
本日の宿泊先は高知城の城主、山内家ゆかりの宿「三翠園」へ。三翠園は高知市の中心部にありながらも、悠々とした館内は静かで、広々とした露天風呂付きの浴場がある。まるでここが市内中心部であることを忘れるほどだ。晩飯はカツオのタタキをはじめとした「皿鉢(さわち)料理」をいただく。
今回試走した「鳴門スカイライン」は、鳴門警察署鳴門検問所から鳴門公園に抜ける約11kmの道で、経由する四方見橋からはウチノ海の絶景が堪能できる。まさに徳島を代表するサイクリングコースだ。徳島県庁を表敬訪問したあとは、市内にある「徳島ラーメン大孫」で腹ごしらえ。その後、高知市内まで一気に移動。
本日の宿泊先は高知城の城主、山内家ゆかりの宿「三翠園」へ。三翠園は高知市の中心部にありながらも、悠々とした館内は静かで、広々とした露天風呂付きの浴場がある。まるでここが市内中心部であることを忘れるほどだ。晩飯はカツオのタタキをはじめとした「皿鉢(さわち)料理」をいただく。
◆徳島ラーメン大孫 川内店
徳島県徳島市川内町平石若宮285-1
TEL 088•677•9123
高知県は、四国4県の中でももっとも面積が広く、四国の南半分を占めている。宿から高知城へ向けて走る。県内の90%近くは山地だが、南の沿岸部は太平洋に面しており、四万十川沿いの雄大な風景とともに太平洋で取れた海の幸を味わうことができる。高知県内でも、「ぐるっと高知サイクリングロード」の整備が進められており、今回四国一周の基本ルートとして設定されているルート上にも一部ブルーラインが引かれていた。
宿泊していた「三翠園」を出発し、まずは高知市内のシンボル的存在、高知城へと向かう。高知城前の広場では高知のゆるキャラリョーマくんとカツオ人間が出迎えてくれた。そのまま城内を進み、高知城のすぐそばにある高知県庁を表敬訪問。岩城考章・高知県副知事に四国一周フラッグへのサインをもらった。高知城からは日本の道100選にも選ばれている「追手筋」を通り、一路西へ。今晩の宿がある足摺岬を目指す。
途中、四国最長の川としても知られる四万十川沿いを行く。四万十川といえば、日本一の清流として有名で、海だけでなく、こうした山あいのエリアでもダイナミックな景観を味わえる。四万十エリアを自転車で走るなら是非とも体験しておきたいのが「沈下橋」だ。洪水の際に沈むことを想定して作られているため、橋の両側には欄干がない。そのため、まるで川の中を渡っているかのようなスリルを味わうことができるのだ。四万十川を過ぎると、進路を南へ向け四国最南端の地「足摺(あしずり)岬」へ。
4日目の宿は、足摺岬にほど近い「足摺パシフィックホテル花椿」。この宿は、洋室限定で自転車の持ち込みが可能で、太平洋に面した、露天風呂がウリのひとつだ。この日の夕食も新鮮な魚介類をいただく、高知に来て初めて知ったのだが、有名なカツオのたたキ以外にも、実はウツボのタタキも県内ではよく食べられているそう。さっぱりとした味に歯ごたえのある食感は、好きな人にはたまらない逸品だ。翌朝は、朝5時に起床し足摺岬で朝日を鑑賞。水平線から昇る朝日は、まさに圧巻の一言。宿から岬までは約3km程度なので朝ごはん前のちょっとしたポタリングとしても最適だ。
◆道の駅四万十とおわ
TEL 0880•28•5421
高知県高岡郡四万十町十和川口62-9
http://shimanto-towa.jp
◆足摺パシフィックホテル花椿
TEL 0880•88•1111
高知県土佐清水市足摺岬783
http://www.ashizuri.com
足摺岬を後にして、四国西部の海岸線を進み、4日前にスタートした愛媛県へと戻る。この日最初のスポットは伊予の小京都とも呼ばれる愛媛県大洲市。大洲市からは、せとうち7海道のひとつで国道378号沿いをルートにする「夕やけこやけライン」を走る。その名の通り海岸線からみる夕日はかなりの絶景とのこと。
途中、通称”赤橋”とも呼ばれる「長浜大橋」を渡る。この橋は重要文化財にも指定されており、昭和10年に作られた国内最古の跳ね橋だ。橋の中央には太平洋戦争時に機銃掃射によってつけられた弾痕が残っていた。現在は点検のため毎週日曜日の13時にだけ橋が上がるという。
そして、最終立ち寄り地点の内子町へ。現在内子町内では「八日市護国の街並み」と呼ばれる600mに渡るエリアが国の重要伝統的建造物群保存地区として指定され、江戸時代からの古い景観が今も残っている。ちょうど子供の帰宅時間だったこともあり、ちょうど小さい子に「四国一周してる人たちやろー。」と声をかけられた。こうやって地元の子どもたちと気軽に触れ合えるのも四国ならではの魅力かもしれない。大正時代からある芝居小屋の「内子座」も立ち寄っておきたい。
夕方5時すぎ、4日間かけて回った一周1000kmコースの視察を終え、愛媛県庁へ帰還した。記念写真を撮影したあとは、本来の基本ルートのスタート&ゴール地点でもある道後温泉の本館前へ。取材後、西村はその日のうちに松山空港から東京へ戻ることに、松山空港であればサイクリスト向けの着替えスペースもあるため、すぐに着替えて飛行機に飛び乗ることもできる。松山をスタート&ゴールとするサイクリストにはぜひとも活用してほしい。
◆内子フレッシュパークからり
TEL 0893•43•1122
愛媛県喜多郡内子町内子2452
http://www.karari.jp
◆内子座
TEL 0893•44•2840
愛媛県喜多郡内子町内子2102
www.we-love-uchiko.jp/spot_center/spot_c2/
四国一周を終えて
今回四国一周視察を行った感想を台湾一周と比較して、四国一周PR大使の一青妙(ひととたえ)さんに聞いてみた。
Q 台湾一周と比較して四国一周はどのような印象ですか?
一青さん:全体的に台湾と同じ島国ということで、距離数も同じくらいなんですが、
四国一周の方が圧倒的に海が見えるルートが多いです。台湾は東側と西側で海の見えるところはあるんですけれども、西側はほとんど大都市が多く、都市部を走るため海は見えない。だからなんとなく半分は市街地を走って、そして東側の半分は海沿いを走るというイメージです。四国一周はほぼ道沿いに海が見えているという感じでした。
Q 具体的にはどんなところが印象に残りましたか?
一青さん:個人的には海よりも山とか川派なので、やっぱり高知県に入って四万十川沿いを走った時ののどかな山間部の風景とか、ちょっと電車が走っていたりとか、川の上に橋が通っていたりとか、あとは畑だとか、やっぱりその場所を見て、現地の人の生活を垣間見ることができるところがいいですね。
瀬戸内海と太平洋の違いっていうのを私は今まで、考えたことがなかったんですけど、こうやって一周走って見ると確かに瀬戸内海は、こうポツンポツン見える島々が、あのすごい面白い感じで見えてやっぱり内海だなっていう感じがするし、太平洋側に来ると岩肌に打ち付ける大きな波とか水しぶきを感じることができるから、その違いは面白かったです。
Q 休憩所などの施設についてはどうですか?
一青さん:台湾一周のときはジャイアントのイベントでジャイアントカーのサポートで回ったので、だいたい、20~30kmの間に休憩所があって、ストップしていたんですけれども、それに比べるとなんとなく、四国一周の方が一個一個の休憩所の距離が長いっていうのと、コンビニが割と台湾の方が密集している印象がありました。でも四国だとコンビニをあまり見かけませんでした。その代わり、台湾にはない「道の駅」があって、その土地のご当地モノがあるからそれは楽しいです。
Q ネットの環境等は?
一青さん:台湾のネット環境は恐ろしいくらい整っています。もう逆にいうと日本の田舎なんかよりもかなり整備されています。あとコンビニなどの各場所もワイファイのスポットになっていますし、それは全然台湾の方が優れています。あと台湾はいろんなお店でコンセントが使いたい放題なんです。
例えば、お昼食べたレストランとかそういうコンビニとかももちろんですし、もうコンセントがあれば、どこでも差せるっていう感じです。その辺もあるといいかなと思います。
インフラ面の整備等、まだまだ課題はたくさん残っているが、地元の方のおもてなしの心や美味しい食べ物、相次ぐ絶景などサイクリストが飛びつくポテンシャルを存分に持っている四国。四国を一周するという1000kmの旅、2週間近くかけてゆっくり回るもよし、4日間ひたすら自転車を漕いで、弾丸で回るもよし、それぞれのスタイルに合わせて回れるのも、また良さの一つかもしれない。
サイクリストにとってまず日本で回っておきたい定番コースになる日もきっと近いはずだ。
今回のツアーレポートはサイクルスポーツ6月号(4月20日発売)でも掲載予定。乞うご期待!