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【入門ロードバイク2017】バッソ・ヴェンタ
2017.04.26
105の完成車がお買い得なプライスで新登場
「ヴェンタ」のフレームで特徴的なのは、Vボトムデザインと呼ばれるV字断面形状のダウンチューブだ。これは旗艦モデルのディアマンテSVらの技術を取り入れたもので、カムテール理論により優れた空力特性を発揮する。
さらに注目すべきは、リヤセンターが極端に短いこと。小さいほうから3サイズは400mm(!)であり、そのためシートチューブ下方はスリムにシェイプされているほどだ。 フレームの素材は、TRとMRという2種類のカーボンプリプレグが使われており、本国サイ トにはそのレイアップ構造まで詳 しく掲載されている。
BBやヘッドチューブにベアリングを支持するためのアルミを使用していないことにも注目したい。強度と精度の高さが成せる技といえるだろう。なお、フレーム単体重量は未塗装で1150gを公称する。 コンポはフル105であり、コストパフォーマンスは優秀だ。
さらに注目すべきは、リヤセンターが極端に短いこと。小さいほうから3サイズは400mm(!)であり、そのためシートチューブ下方はスリムにシェイプされているほどだ。 フレームの素材は、TRとMRという2種類のカーボンプリプレグが使われており、本国サイ トにはそのレイアップ構造まで詳 しく掲載されている。
BBやヘッドチューブにベアリングを支持するためのアルミを使用していないことにも注目したい。強度と精度の高さが成せる技といえるだろう。なお、フレーム単体重量は未塗装で1150gを公称する。 コンポはフル105であり、コストパフォーマンスは優秀だ。
バッソ・ヴェンタ
シマノ・105完成車価格/24万8000円(税抜)
フレームセット価格/15万8000円(税抜)
フレーム●100% UDハイトゥーインターメディエイト モジュラスカーボンモノコック
フォーク●バッソオリジナルカーボンフォーク
メインコンポ●シマノ・105
ホイール●シマノ・WH-RS-010
タイヤ●ヴィットリア・ザフィーロ 700×25C
ハンドルバー●マイクロテック
ステム●マイクロテック
シートポスト●マイクロテック
サドル●サンマルコ・ERAスタートアップ
サイズ●48、51、53、56、58、61
カラー●マットブラック×グリーン、 マットグレー×フルオオレンジ、パープル、ブラック
試乗車実測重量●8.51kg(51サイズ、ペダルなし)
大屋雄一の試乗インプレッション
走り出した瞬間、衝撃吸収性の高さに驚いた。サス付きか?などと思わず疑うほどで、しっかりとした前三角に対し、リヤエンドがギャップ通過時に上下しているような印象すら受ける。それでいて後ろ三角が柔らかすぎるわけではなく、ダンシング時に感じる横剛性は十分以上であり、リヤホイールのセンターが挙動でズレるような印象もなし。
400mmというリヤセンターの短さから、反応のいいコンペティティブな走りを予想していたが、そうした雰囲気のなかに快適性がうまく共存しており、これこそ本当の意味でのオールラウンダーといえるだろう。
ワイヤはヘッドチューブから内装されているためフレームに擦り傷が付きにくく、見た目にも非常にスマートだ。コンポはオール105なので変速性能や制動力に何ら不満はなし。フレームサイズはトップチューブ長510mmから590mm(!)まで6種類、カラーリングも4色ラインナップするなど、ユーザーの幅広いニーズに応えられるのも魅力だ。
400mmというリヤセンターの短さから、反応のいいコンペティティブな走りを予想していたが、そうした雰囲気のなかに快適性がうまく共存しており、これこそ本当の意味でのオールラウンダーといえるだろう。
ワイヤはヘッドチューブから内装されているためフレームに擦り傷が付きにくく、見た目にも非常にスマートだ。コンポはオール105なので変速性能や制動力に何ら不満はなし。フレームサイズはトップチューブ長510mmから590mm(!)まで6種類、カラーリングも4色ラインナップするなど、ユーザーの幅広いニーズに応えられるのも魅力だ。