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【入門ロードバイク2017】メリダ・スクルトゥーラ ディスク700
2017.04.28
ドイツで設計された軽量オールラウンダー
メリダのスポーツバイクはドイツ・シュツットガルトにあるメリダヨーロッパR&Dセンターで設計とデザインを行っている。国内ではメリダ以外のブランドでもキャリパーブレーキモデルがいまだに過半数を占めるが、開発センターのあるドイツでは、すでに50%以上がディスクブレーキだ。
その理由は明快で、重量デメリットを補って余りある制動面でのメリットがあるため。ビッグブランドならではの調達力を生かして、この価格帯にしてDTスイスのスプラインハブを採用した軽量ホイールが装着されていることは見逃せない。
フレームデザインはハイテクかつモダンで、真横の写真では分かりにくいが、セミエアロ形状のダウンチューブや扁平シートステーを採用するなど、機能に基づいた手間のかかった造りとなっている。
溶接を2度行って表面を仕上げる美しい仕上げや、フォークのディスクブレーキケーブルすら内装したクリーンなフォルムなど、アルミフレームの生産を外部に委託しているブランドがほとんどのなかで、数えるほどしかないマニファクチャーブランドならではの圧倒的なこだわりが見える。
その理由は明快で、重量デメリットを補って余りある制動面でのメリットがあるため。ビッグブランドならではの調達力を生かして、この価格帯にしてDTスイスのスプラインハブを採用した軽量ホイールが装着されていることは見逃せない。
フレームデザインはハイテクかつモダンで、真横の写真では分かりにくいが、セミエアロ形状のダウンチューブや扁平シートステーを採用するなど、機能に基づいた手間のかかった造りとなっている。
溶接を2度行って表面を仕上げる美しい仕上げや、フォークのディスクブレーキケーブルすら内装したクリーンなフォルムなど、アルミフレームの生産を外部に委託しているブランドがほとんどのなかで、数えるほどしかないマニファクチャーブランドならではの圧倒的なこだわりが見える。
MERIDA SCULTURA DISC 700(メリダ・スクルトゥーラディスク700)
シマノ・105完成車価格/20万9000円(税抜)
フレーム●アルミ
フォーク●カーボン
メインコンポ●シマノ・105
ホイール●DTスイス・R24スプライン
タイヤ●マキシス・ドロミテ25フォールド
ハンドルバー●メリダ・エキスパートコンパクトロードOS
ステム●メリダ・エキスパートOS-17
シートポスト●メリダ・カーボンエキスパートSB15
サドル●メリダ・スポーツ
サイズ●44、47、50、52、54、56
カラー●シルクブラック、マットブラック×グリーン
試乗車実測重量●8.98kg(50サイズ、ペダルなし)
難波ケンジの試乗インプレッション
乗り出す前にバイクを転がしてみると、カチカチカチッといかにも高品質なDTスイスのスプラインハブの音が聞こえてくる。エントリーカテゴリーのアルミロードにDTスイスの完組ホイールとシマノ105をアッセンブルしてくるあたりが、いかにも性能には一切妥協できないドイツ企画の製品らしい。
走り出すと、そもそも軽量フレームに軽量ホイールが装着されていることもあって、この価格帯のアルミディスクロードとしては存外に走りが軽い。剛性抜群というより適度なしなりを実現したフレーム設計で、上級者好みの走りを実現している。
フルカーボンフォークの設計が良いことや、カーボンシートポストの採用もあって快適性も上々の仕上がり。 バイク全体で見て、アップグレードする余地のないトータル性能を最初から実現しているのがスクルトゥーラディスク700の特徴だ。初心者ならずとも、上級者が乗っても満足できる一台。
走り出すと、そもそも軽量フレームに軽量ホイールが装着されていることもあって、この価格帯のアルミディスクロードとしては存外に走りが軽い。剛性抜群というより適度なしなりを実現したフレーム設計で、上級者好みの走りを実現している。
フルカーボンフォークの設計が良いことや、カーボンシートポストの採用もあって快適性も上々の仕上がり。 バイク全体で見て、アップグレードする余地のないトータル性能を最初から実現しているのがスクルトゥーラディスク700の特徴だ。初心者ならずとも、上級者が乗っても満足できる一台。