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【入門ロードバイク2017】ボーマ・コフィ II
2017.04.28
快適性を重視したエントリーカーボンロード
ヘッドベアリングは上下ともに1-1/8インチとし、フロントフォークもクラシカルなベンド型のブレードを用いてフロントまわりの乗りごこちを向上。BBまわりについてはトラブルの少ないスレッド規格のBBシェルを採用し、さらにこの部分のボリュームを抑えた設計により、入門者でも高負荷のペダリングをしやすいフレーム剛性を追求する。
コンポーネントはシマノ・105を、入門モデルでコストダウンの対象になりやすいブレーキキャリパーを含めてフル装備。ハンドルバーも握りやすいコンパクトタイプを組み合わせることで、入門者の操作性に配慮している。
さらにホイールは、このクラスのモデルとしてはグレードの高いシマノ製の最新エアロタイプを搭載し、ロードバイクならではの高速走行の楽しさを引き出している。 快適性を重視したカーボンフレームに定評あるパーツをしっかりとアッセンブルし、ロングライドを目指す入門者の強い味方となる一台が「コフィ・ツー」だ。
コンポーネントはシマノ・105を、入門モデルでコストダウンの対象になりやすいブレーキキャリパーを含めてフル装備。ハンドルバーも握りやすいコンパクトタイプを組み合わせることで、入門者の操作性に配慮している。
さらにホイールは、このクラスのモデルとしてはグレードの高いシマノ製の最新エアロタイプを搭載し、ロードバイクならではの高速走行の楽しさを引き出している。 快適性を重視したカーボンフレームに定評あるパーツをしっかりとアッセンブルし、ロングライドを目指す入門者の強い味方となる一台が「コフィ・ツー」だ。
BOMA COFY II
ボーマ・コフィ・ツー
シマノ・105完成車価格/23万円(税抜)
フレームセット価格/13万5000円(税抜)
フレーム●カーボンUD
フォーク●カーボンUD
メインコンポ●シマノ・105
ホイール●シマノ・WH-RS330
タイヤ●ヴィットリア・ザフィーロリジッドブラック 700×25C
ハンドルバー●FSA・オメガコンパクト HB-RD300
ステム●FSA・オメガST-OS-168LX
シートポスト●FSA・SL-280
サドル●サンマルコ・エラダイナミックプロテック
サイズ●S(440)、M(475)、L(520)
カラー●キャンディレッド・グラデーション仕上げ
試乗車実測重量●8.82kg(Mサイズ、ペダルなし)
吉本 司の試乗インプレッション
快適性を売りにするフレームの中でも低価格帯になると、もっさりとした走りのモデルも少なくはない。
しかしコフィ・ツーはそうした嫌な部分がない。乗りごこちはとにかくいい。粗い路面の振動はちゃんと角を丸めてくれるし、大きな段差を越えるときはベンド式のフォークとバックステーの働きで、ホイールベースが伸びるようにして衝撃を和らげる。直進性の高いハンドリングも相まって、実に安楽な走りができる。
加速を試みると確かにフレームはそれなりにウイップを出すが、ホイールを引きずるような感覚はない。 レースバイクのような瞬時の反応性とまではいかないが、ウイップが効果的に作用してかペダリングは軽く、脚への負担も少なく、バイクはふわりと流れるようにして前へと進む。
コフィ・ツーが持つフェザーライトなペダリングと加速感は、エントリーモデルとは思えない上質さがここち良い。ロングライド派ならパーツをグレードアップしながら長く楽しめる、お買い得な1台と言えよう。
しかしコフィ・ツーはそうした嫌な部分がない。乗りごこちはとにかくいい。粗い路面の振動はちゃんと角を丸めてくれるし、大きな段差を越えるときはベンド式のフォークとバックステーの働きで、ホイールベースが伸びるようにして衝撃を和らげる。直進性の高いハンドリングも相まって、実に安楽な走りができる。
加速を試みると確かにフレームはそれなりにウイップを出すが、ホイールを引きずるような感覚はない。 レースバイクのような瞬時の反応性とまではいかないが、ウイップが効果的に作用してかペダリングは軽く、脚への負担も少なく、バイクはふわりと流れるようにして前へと進む。
コフィ・ツーが持つフェザーライトなペダリングと加速感は、エントリーモデルとは思えない上質さがここち良い。ロングライド派ならパーツをグレードアップしながら長く楽しめる、お買い得な1台と言えよう。