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アソスのサイクルウエアフィッティング ベストサイズで着るために 

先般募集を終了した「アソスビギナーキャンペーン」。もっと若い人、多くの人にアソスウエアの魅力を知ってもらおうとアンバサダーを募集した。応募者の中から決定した男女2人それぞれに、アソスプロショップ東京とアソスプロショップ東京ウエストでフィッティングを実施。

スーツだったらフィッティングしてもらったことはあっても、サイクリングウエアのフィッティングを受けたことがある人はそう多くないはず。サイクルウエアフィッティングのポイントを明らかにしていく。

 
text:中島丈博 photo:吉田悠太

東京の2つのアソスショップでフィッティングを

アソスプロショップ東京でサイジングを行った中山さん
アソスプロショップ東京でサイジングを行った中山さん
アソスプロショップ東京ウエストでサイジングを行った夏川さん
アソスプロショップ東京ウエストでサイジングを行った夏川さん
サイクルジャージはベストサイズを選ばないと、本来の性能を発揮することができない。ということで、このたびアンバサダーに決定した中山護斗さんにはメンズエントリーモデルの「ミレ」シリーズを、夏川 仁さんにはウイメンズ「ラーラライ」のサイジングを行った。

サイクルウエアのサイズをどうやって選んでいるだろうか。普段着ている服の延長線上で、なんとなく選んでいる人は多いのではないだろうか。最高の性能を発揮させるためにはフィッティングが大切なのは、バイクフレームサイズもウエアのサイズも同じだ。そこはプロに見立ててもらうとまた違う。店頭なら異なるサイズを着くらべてベストサイズを見つけることもできる。
 

ライドの快適性に直結するショーツ選び。着用時にパッドが適正な位置に来るサイズを

まず何といっても大切なのはショーツだ。長時間のライディングを苦痛なものにするか、快適なものにするかを大きく左右する。お尻の痛みでなやみ、いくつものサドルを試すくらいなら、いいショーツを手に入れたほうが手っ取り早く痛みから解放されるかもしれない。話はそれたが、ショーツのサイズ選びで大切なのは、パッドが自分の体形にとってベストな位置にくるかどうか。試着してみて、ライディングポジションをとったときに、パッドの位置が後ろすぎてしまったり、浮き上がっげしまう場合はサイズが大きすぎる。縫い目が少ないので、ぴったりめのサイズを選んでも、窮屈な感じは少ないはず。

身長172cmの中山さんの場合はビブのタイプのMとSを試着。どちらのサイズでも間違いではないが、太もも周りのテンションはどちらもOK。ビブのショルダーのテンションで選んでもらった。

夏川さんの場合もS、Mを試着。サイズが大きいと「脚の上げやすさがまったくちがう、合っていないとあげずらい」とサイズ選びの重要性を実感。

トップスはお腹回りの生地があまらないかをチェック

続いてインナーベースレイヤーとジャージ。インナーは肌につかず離れず、適度に密着することで性能を発揮する。とはいえ、非常に伸縮性の高い素材を使っているので、「窮屈な感じはない。」(中山さん)。

ジャージはビブと同様にサイズ選びを気を付けたい。中山さんの場合は、最初はMサイズを試したが前傾姿勢をとったときにお腹回りの生地が余ったので、もうワンサイズ小さいものも試し、ベストサイズを選ぶことができた。夏川さんもSサイズとXSサイズで迷ったが、フィット感はXSのほうが高いと感じ、そちらをチョイス。
 
ソックスは靴のサイズで選ぶのであまり迷うことはないだろう。グローブはちょっと難しいので試着して選びたい。サイズが大きいとライド中にずれてしまいストレスなので、小さいほうを選んだほうがいい。脱ぎにくいけど、指の股を引っ張って。指の股の素材はどんどん柔らかい素材にしている。

「着用するとレバーを握る形になる」親指と人差し指の間は、ライド中に一番長く握っているブラケットポジションをサポートしてくれるので気にして選びたい。
夏川さんは日焼け対策ということで、アームカバーも。「アームウオーマーが落ちてこない。着用感最高ですね!」と感動
夏川さんは日焼け対策ということで、アームカバーも。「アームウオーマーが落ちてこない。着用感最高ですね!」と感動
中山さん今回はミレシリーズで一式そろえた。ミレはアソスのラインナップでもエントリーグレードで、フィット感もゆったりめ
中山さん今回はミレシリーズで一式そろえた。ミレはアソスのラインナップでもエントリーグレードで、フィット感もゆったりめ

フィッティングを終えて

・中山護斗さん

ロードバイクを買って、1年くらい経ちます。普段はショップのライドに参加するのがメイン。たまにイベントにも。今回のフィッティングは、普通の服以上にフィッティングに時間をかけていたのが印象的でした。実際に違うサイズを着て、違いを実感しながら自分にベストのサイズを選ぶことができました。すでに持っているジャージでもフィット感に不満はなかったのですが、アソスのほうがより体になじんでくれるように思いました。走りに行くのが楽しみですね。


ジャージ:SS.ミレジャージエボ7 価格/1万5200円
ビブ:T.ミレショーツS7 価格/1万8600円
インナー:SS.スキンフォイルサマー 価格/9800円
ソックス:ミレソックS7 価格/3600円(2足セット)
グローブ:サマーグローブS7 価格/6800円
キャップ:ミレキャップエボ8 価格/2600円

 
・夏川 仁さん

競技スキーをやっていたのですが、靭帯を切ってしまって引退。でも体を動かすのは好きなので、スポーツを何かやり続けたいと思っていた時にヒザへの負担が少ないスポーツとしてロードバイクをはじめました。
毎日、大学への通学で往復30㎞走っているほか、週末には月に1、2回ロングライドに出かけることも。いままではメンズのジャージを着ていました。今回ウイメンズモデルを着て、ジャージをフィッティングしてもらうこと自体がはじめてですが、こんなにフィット感がよくなるんだ! と感動。体も動かしやすい気がします。グローブは長距離を走るときに欲しいと思っていたアイテムだったのでうれしいです。


ジャージ/ SS.ラーラライジャージエボ7レディー 価格/1万9600円
ショーツ/ H.ラーラライショーツS7レディー 価格/1万7600円
インナー/ nS.スキンフォイルサマー  価格/8800円
ソックス/ミレソックエボ7 価格/3600円(2足セット)
グローブ/サマーグローブS7 価格/6800円
キャップ/ミレキャップエボ8 価格/2600円

ショップ紹介

アソスプロショップ東京
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アソスプロショップ東京ウエスト
アソスプロショップ東京ウエスト
■アソスプロショップ東京
住所:東京都中央区東日本橋2-9-4 LE'SACビル1階
www.assos-pstokyo.com
☎03-6821-4500
営業時間:月・火・木・金 12:00~20:00、土・日・祝 12:00~19:00
定休日:毎週水曜日・第1木曜日・第3木曜日


■アソスプロショップ東京ウエスト
住所:東京都世田谷区三宿1-3-23 クラールハイト三宿l 2F
http://tokyowheels.jp
☎03‐6706‐4687
営業時間:12:00-20:00
定休日:月曜日


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