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コンタドール来日決定! 2017ジャパンカップサイクルロードレース記者発表会
2017.09.21
ブエルタで引退したコンタドールがクリテリウムに出場!
記者発表会は、ツアー・オブ・ジャパン・イベントディレクターの栗村修氏と、宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正GMがナビゲーターを務める形で進められ、その模様は「YouTube」の「Japan cupチャンネル」で全世界に向けてライブ配信された。
今年のジャパンカップは10月20日(金)にチームプレゼンテーションを行い、21日(土)に宇都宮市大通り周回コースでクリテリウム、22日(日)に宇都宮市森林公園周回コースで第26回大会となる本戦のUCIレースを行う予定だ。
本戦のジャパンカップサイクルロードレース(アジアツアー1.HC)は、UCIワールドチームが4チーム、UCIプロコンチネンタルチームが2チーム、UCIコンチネンタルチームが1チームの合計7チームが海外からやって来る。
国内のUCIコンチネンタルチームは、厳しい選考基準により選ばれた5チームと、いわゆる『地元枠』と呼ばれる主催者招待枠で選ばれた1チームの合計6チームで、ジャパンナショナルチームを加えた全14チームが、森林公園周回コースのスタートラインに並ぶ予定だ。
25回の節目の大会だった昨年と比べると、UCIワールドチームが2チーム少なく、寂しい感じだが、中国で開催されるUCIワールドツアー最終戦と日程が重なっているにもかかわらず、現時点での参加予定選手にはビッグネームが名前を連ねている。
但し、昨年のファビアン・カンチェッラーラ(スイス)と同様に、コンタドールが参加するのは土曜日のクリテリウムだけになる。
それでもブエルタで有終の美を飾って引退したコンタドールがもう一度自転車に乗り、日本でクリテリウムを走ってくれるなんて、日本のファンはとてもラッキーだ。コンタドールのアシストで別府史之がクリテリウム3連覇、というドラマもあり得るかもしれない。トレック・セガフレードはドイツのジョン・デゲンコルプも参加メンバーに入っている。
米国のBMCレーシングチームは、オーストラリアのリッチー・ポートが参加する予定だ。彼は7月のツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)の前半戦で落車して負傷し、現時点でまだ競技復帰していないが、自らジャパンカップに出たいと申し出たのだという。
もちろん、昨年の覇者であり、今年のブエルタで山岳賞を獲得したキャノンデール・ドラパックのダヴィデ・ヴィッレッラ(イタリア)も参加選手に名を連ねている。記者発表会では、彼からのビデオレターも紹介された。
オランダのチームロットNL・ユンボは、スポンサーがラボバンクだった頃に来日して以来、久しぶりのジャパンカップ参加になる。
2017ジャパンカップ 参加予定チーム&選手
●キャノンデール・ドラパックプロフェッショナルサイクリングチーム(米国)
ダヴィデ・ヴィッレッラ(イタリア)
ブレンダン・カンティ(オーストラリア)
サイラス・モンク(オーストラリア)*スタジエール
ダヴィデ・フォルモロ(イタリア)
トム・スカリー(ニュージーランド)
(リザーブ)
ウイリアム・クラーク(オーストラリア)
パトリック・ベビン(ニュージーランド)
監督:トム・サーザム(英国)
マルティン・エルミーゲル(スイス)
リッチー・ポート(オーストラリア)
ミヒャエル・シャール(スイス)
ブラム・ヴェルテン(オランダ)*スタジエール
ダニロ・ヴィス(スイス)
(リザーブ)
フランシスコホセ・ベントソ(スペイン)
監督:ファビオ・バルダート
エンリーコ・バッタリン(イタリア)
クーン・ボーマン(オランダ)
フアンホセ・ロバト(スペイン)
アントワン・トルーク(オランダ)
アレクシー・ヴェルミューラン(アメリカ)
(リザーブ)
トワン・カステラインス(オランダ)
ビクトル・カンペナールツ(ベルギー)
マルテイン・ケイゼル(オランダ)
監督:リシャード・プルッヘ
*トーマス・レーゼルがキャンセルで、アレクシー・ヴェルミューランが参加(10/18現在)
別府史之(日本)
クーン・デコルト(オランダ)
ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル)
ヤスペル・ストゥイヴェン(ベルギー)
アルベルト・コンタドール(スペイン)※クリテリウムのみ出場
グレゴリー・ダニエル(アメリカ)
監督:ヤロスラフ・ポポビッチ(ウクライナ)
※(10/1)ジョン・デゲンコルプのキャンセルにより、グレゴリー・ダニエルが参加
●NIPPO・ヴィーニファンティーニ(イタリア)
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
マルコ・カノラ(イタリア)
小林海(日本)
中根英登(日本)
アラン・マランゴーニ(イタリア)
(リザーブ)
イバン・サンタロミータ(イタリア)
西村大輝(日本)
監督:マリオ・マンゾーニ(イタリア)
ロマン・ジウ(フランス)
ダヴィ・ロサノ(スペイン)
シャルル・プラネ(フランス)
ウンベルト・ポリ(イタリア)
ヘンドリクス・ファンアイゼンドールン(オランダ)
(リザーブ)
クリストファー・ウイリアムズ(オーストラリア)
ステファン・クランシー(アイルランド)
ハビエル・メヒアス(スペイン)
監督:パベル・チェルカソフ(米国)
●アタッキ・チームグスト(台湾)
ベンジャミン・ヒル(オーストラリア)
アルダー・マーツ(米国)
ルー・シャオシュアン(台湾)
フアン・ウェンチュン(台湾)
アリステア・ドノフー(オーストラリア)
(リザーブ)
アレクサンドル・シュシュモイン(カザフスタン)
マーティン・ラブリッチ(スロベニア)
監督:ピーター・シャンドン(オーストラリア)
●チーム右京(日本)
●キナンサイクリングチーム(日本)
●ブリヂストンアンカーサイクリングチーム(日本)
●マトリックスパワータグ(日本)
●宇都宮ブリッツェン(日本)
●那須ブラーゼン(日本)※主催者招待枠
ナショナルチーム ※参加選手未定
●ジャパンナショナルチーム(日本)
※参加予定選手は9月20日の記者発表会時点のもの。最新情報は公式サイトでチェック
クリテリウムでハースが来日
そのクリテリウムスペシャルライダーズの一員として、今年は2011年と2014年にジャパンカップで優勝したオーストラリアのネイサン・ハース(チームディメンションデータ)が招待されている。2年ぶりの宇都宮で、どんな走りを見せてくれるか楽しみだ。
●クリテリウムスペシャルライダーズ
ネイサン・ハース(オーストラリア)
新田祐大(日本)
渡邉正光(日本)
中村龍太郎(日本)
小阪光(日本)
2017ジャパンカップサイクルロードレース 開催概要
主催:宇都宮市
主管:公益財団法人日本自転車競技連盟、ジャパンカップサイクルロードレース実行委員会、
NPO法人ジャパンカップサイクルロードレース協会
公認: UCI(国際自転車競技連合)
※10月22日ジャパンカップサイクルロードレースは、アジアツアー1.HC
概要:
●チームプレゼンテーション
日程:2017年10月20日(金)
会場:オリオンスクエア(栃木県・宇都宮市オリオン市民広場)
●2017ジャパンカップクリテリウム
日程:2017年10月21日(土)
会場:宇都宮市大通り周回コース(1周2.25km×17周=38.25km)
●2017ジャパンカップサイクルロードレース(アジアツアー1.HC)
日程:2017年10月22日(日)
会場:宇都宮市森林公園周回コース(1周10.3km ×14周=144.2km)
過去10年のジャパンカップ優勝者
2007 マヌエーレ・モーリ(サウニエルドゥバル・プロディ/イタリア)
2008 ダミアーノ・クネゴ(ランプレ/イタリア)
2009 クリスアンケル・セーレンセン(サクソバンク/デンマーク)
2010 ダニエル・マーティン(ガーミン/アイルランド)
2011 ネイザン・ハース(ジェネシス/オーストラリア)
2012 イバン・バッソ(リクィガス/イタリア)
2013 ジャック・バウアー(ガーミン/ニュージーランド)
*マイケル・ロジャース(チームサクソ・ティンコフ)がクレンブテロール陽性で優勝を剥奪されたため、2位のバウアーが繰り上げ優勝
2014 ネイザン・ハース(ガーミン・シャープ/オーストラリア)
2015 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード/オランダ)
2016 ダビデ・ビッレッラ(キャノンデール・ドラパック/イタリア)
(http://www.japancup.gr.jp/)
2008 ダミアーノ・クネゴ(ランプレ/イタリア)
2009 クリスアンケル・セーレンセン(サクソバンク/デンマーク)
2010 ダニエル・マーティン(ガーミン/アイルランド)
2011 ネイザン・ハース(ジェネシス/オーストラリア)
2012 イバン・バッソ(リクィガス/イタリア)
2013 ジャック・バウアー(ガーミン/ニュージーランド)
*マイケル・ロジャース(チームサクソ・ティンコフ)がクレンブテロール陽性で優勝を剥奪されたため、2位のバウアーが繰り上げ優勝
2014 ネイザン・ハース(ガーミン・シャープ/オーストラリア)
2015 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード/オランダ)
2016 ダビデ・ビッレッラ(キャノンデール・ドラパック/イタリア)
(http://www.japancup.gr.jp/)