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【Tour News】 ツール第15ステージでチームスカイのモスコンが失格

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今年もツールを支配し続ける英国のチームスカイ (©Bettiniphoto)
今年もツールを支配し続ける英国のチームスカイ (©Bettiniphoto)
7月22日に開催されたツール・ド・フランス第15ステージで、イタリアのジャンニ・モスコン(チームスカイ)がレース中にフランスのエリー・ジェベール(チームフォルチュネオ・サムシック)を叩き、ゴール後にレース審判から失格の処分を下された。


チームフォルチュネオ・サムシックの公式ツイッターによれば、ジェベールはレースがスタートしてたった800メートルで、モスコンからパンチを食らった。その映像を確認したあと、レース審判はモスコンをツールから除外する決定を下したという。

24歳のモスコンは、これまでにも度々問題を起こしており、昨年はFDJのケヴィン・レザに対して人種差別的な発言をしたため、チームから6週間の活動停止処分を受けている。

ゲラント・トーマスが総合リーダーのマイヨ・ジョーヌを守り、クリストファー・フルームが総合2位につけている英国のチームスカイは、ここまで8人全員が揃っていたが、モスコンが失格になったことで、ピレネー山岳ステージでは7人で闘わなければならなくなった。


チームスカイのデイブ・ブライスフォードGMは、この事件に関して以下の声明を出している。

「モスコンは自分の行動に非常に失望しており、彼自身、チーム、そしてレースを貶めたことをわかっている。ツールが終了したら、我々はこの事件をモスコンと一緒に対処し、これ以上の措置を取るかどうかを決定する。この受け入れがたい事件のために、エリー・ジェベールとチームフォルチュネオ・サムシックの両者に心から謝罪する」



チームスカイ公式サイト


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チームスカイがモスコンの謝罪ビデオを公開