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チームスカイのモスコンに5週間の資格停止処分が下された

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(©Bettiniphoto)
(©Bettiniphoto)
7月22日に開催されたツール・ド・フランス第15ステージのレース中に、フランスのエリー・ジェベール(チームフォルチュネオ・サムシック)を叩いて失格になったイタリアのジャンニ・モスコン(チームスカイ)が、国際自転車競技連合(UCI)から5週間の資格停止処分を下された。

処分期間は8月8日から9月12日までとなる。




処分の決定を受けて、英国のチームスカイは公式リリースを出し、モスコンのコメントも発表した。

■モスコンのコメント「私はUCIによって与えられた処分を受け入れます。私はその瞬間の暑さで反応し、選手を叩いたのは決して自分の意図するところではありませんでした。映像が示すように、私は接触がありませんでした。しかし、私は自分の行動を後悔し、すでにエリー・ジェベールとチームフォルチュネオ・サムシックの双方に、この事件について謝罪しました」


モスコンは昨年もFDJのケビン・レザに対して人種差別的な発言をしたため、チームから6週間の活動停止処分を受けている。

しかし、チームスカイのデイブ・ブライスフォードGMは「モスコンはまだ競技キャリアが始まったばかりの若い選手で、我々は彼がこの事から学び、成長し、前進するために必要な支援とサポートを提供し続けます」と言っており、彼を解雇するつもりはない。



UCI公式サイト