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ツール・ド・北海道2018、開催中止。キナンサイクリングチームの無事について

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KINAN Cycling Team(キナンサイクリングチーム)が出場を予定していたツール・ド・北海道2018が、9月6日未明に発生した、北海道胆振地方中東部を震源とする地震の影響で中止となった。以下、チームからのレポート。
 
9月6日午後に行われたマネージャーミーティング終了後の様子(©︎KINAN Cycling Team)
9月6日午後に行われたマネージャーミーティング終了後の様子(©︎KINAN Cycling Team)


9月7日(金)〜9日(日)に開催が予定されていたツール・ド・北海道2018ですが、開幕地である旭川市も震度4の揺れを感じ、停電や断水に見舞われました。6日午後の時点で完全復旧の目処は立っておりません。また、北海道内各地で建物の倒壊や火災、死傷者や行方不明者の発生、道路の分断などの被害が出ており、関係機関が対応に追われている状況です。 

こうしたことから、大会主催者と関係各所とが協議を行い、道路の安全確保が困難と判断。同日午前に中止することが決定しました。ツール・ド・北海道32回の歴史で、中止は初めてのこととなります。 

同日午後には監督・チームスタッフを対象としたミーティングが行われ、開催中止の経緯や今後の対応について説明・確認が行われました。 

KINAN Cycling Team(キナンサイクリングチーム)では、レースに備えて旭川市内に滞在していた選手・スタッフのほか、一部スタッフの現地入りができない状況となりましたが、全員の無事を確認しております。また、選手たちはトレーニング実施を自粛し、水や食料の確保を最優先しながら旭川市内に待機をしています。 今後については、関係各所からの指示を仰ぎながら対応する見通しです。

このたびは大変ご心配をおかけしております。チーム一同、突然の出来事に驚いておりますが、被災状況の一刻も早い復旧を願いながら過ごしてまいります。 
キナンサイクリングチーム公式サイト