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Road to さいたまクリテリウム2018 in彩湖 3時間エンデューロに参戦!

イベント

サイクルスポーツチーム再び!!

編集部員にとってはロケ地としてもお馴染みの彩湖をひた走る!チームサイスポ、今回のメンバーは編集部員ばかりで左から栗山、大宅、編集長吉本、ウエブ編集長中島、江里口、松下だ
編集部員にとってはロケ地としてもお馴染みの彩湖をひた走る!チームサイスポ、今回のメンバーは編集部員ばかりで左から栗山、大宅、編集長吉本、ウエブ編集長中島、江里口、松下だ
当日は清水勇人さいたま市長もプレゼンターとして登壇した
当日は清水勇人さいたま市長もプレゼンターとして登壇した
2018さいクリ広報部長の鈴木優華さんが抽選会を行う場面も
2018さいクリ広報部長の鈴木優華さんが抽選会を行う場面も

シマノ鈴鹿ロードに参戦して、こてんぱんにやられたサイクルスポーツチーム。しかし、火が付いたレース熱をそのままに、今年初開催された「Road to さいたまクリテリウム2018 in彩湖」に参加してきた。会場は荒川沿いのサイクリストにはお馴染みの彩湖を周回するコースだ。

このイベントは、その名の通り「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」と同じ主催者が開催するホビーレースイベントだ。タイムトライアルとエンデューロが開催され、タイムトライアルの優勝者への商品は、さいたまクリテリウム当日の個人タイムトライアルの出場権という豪華なもの。そしてチームエンデューロの優勝者には特別観覧席のチケットが送られた。


サイクルスポーツからは2チームがエントリー。編集・栗山、編集・大宅、編集・松下のエンジョイ派Aチームと、本誌・吉本編集長、ウェブ・ナカジ編集長、編集・江里口のガチ走り派Bチームだ。
 




編集・栗山、編集・大宅、編集・松下のエンジョイ派Aチーム
編集・栗山、編集・大宅、編集・松下のエンジョイ派Aチーム
本誌・吉本編集長、ウエブ・ナカジ編集長、編集・江里口のガチ走り派Bチーム
本誌・吉本編集長、ウエブ・ナカジ編集長、編集・江里口のガチ走り派Bチーム
当日はあいにくの雨。午前中にタイムトライアルが行われた。エンデューロが行われる午後はやや雨脚が弱まってきたがその分風が出てきて少し寒いくらい。もちろん路面はウエット。準備をしていると、なんとナカジのデローザの後輪がパンクしていた・・・。昨日の夜は大丈夫だったのに。吉本からスペアチューブをわけてもらい修理。

ばたばたと準備をして、いそいそとスタートラインに並ぶ。スタートの合図と共に大きな集団が一気に加速していく。Aチームは大宅、Bチームは吉本が第1走者だ。

1周終わって帰ってくる集団。吉本の姿が見える。チャプター2のディスクブレーキロードで、雨のコンディションでもばっちりだ。大宅は早くも第2集団。シマノ鈴鹿に続いてマイペースで走っている。しかし、程なくして吉本もトップから切れる。「アップ不足だー」と戻ってきてから嘆いていた。

あっという間に先頭は6~7人ほどに絞られていった。

第2走者Aチームは栗山。グラベルバイクをスリックタイヤに交換しての出場だ。会場に現れた時はバイクパッキングスタイルだったので、雨の中を自走で来たのかと思いきや「車で」とのこと……。なんじゃそりゃ(笑)

Bチームは江里口。こちらは自宅が荒川沿いということで、自走で登場するも濡れて体が冷えてしまった。エナジージェルで回復して出発していった。数周をこなすうちに雨も落ち着いてきた。コースに目をやると、大きな集団は2つほどで、ほかは2、3人くらいがまとまって走っている。江里口がエアロポジションでがんばっているのが見える。

第3走者はAチーム松下。一番歳は若いが日々の疲れからか遅刻して会場入り……コラ。いそいそとバイクを組み立てて走っていった。Bチームはナカジ、走り慣れている彩湖なので、脳内のイメージトレーニングだけはバッチリだ(笑)。集団がなかったので2周ほど1人で走り、途中で脚の合いそうな人に声をかけて2人でローテーション。しばらく走っているとトップ争いをする2チームが走ってきたので、すかさずその集団に飛び乗る。心拍ガンガンに上がってつらかった。

再び吉本に交代。途中経過を見ると、なんとBチームは5位! これは一つでも上の順位を目指すぞと、俄然気合いが入る。安定したペースを刻む吉本。そして残り45分で江里口に再びバトンタッチ。

「そのまま最後まで走りきるっす! しゃす!」

と勢いよく飛び出していった。だが、ペースの合う人にめぐりあえず終始一人旅。ハンドルのフラット部にひじを置くエアロポジションで黙々と走る。ナカジもコースサイドで残り時間を伝える。松下も淡々と走っていた。かけ声に対する反応が徐々に弱くなっていく、耐えろ耐えるんだ松下。

そうこうしていると、無事に3時間の闘いが終わった。雨のレースだったが落車もなくみんな笑顔。最終リザルトはBチームが4位まで上がるという嬉しいものだった! 次こそは入賞だ!?

ちなみに会場の解説はロード界のレジェンド市川雅敏さん! 往年のレース裏話が会場にこだまし、ディープなレースファンの耳を楽しませてくれた。



 
スタートから先頭集団にいた吉本編集長「あと一周で交代な!」
スタートから先頭集団にいた吉本編集長「あと一周で交代な!」
バンド式の計測チップをスムーズに付け替えタイムロスを防ぐ。エンデューロイベントの鉄則だ
バンド式の計測チップをスムーズに付け替えタイムロスを防ぐ。エンデューロイベントの鉄則だ
ナカジもガンガン走りました!
ナカジもガンガン走りました!




ほとんどレース初体験の松下も、センパイたちの空気に飲まれて必死で走る
ほとんどレース初体験の松下も、センパイたちの空気に飲まれて必死で走る
無心で補給する栗山
無心で補給する栗山
当日は雨模様につき、走り切った選手は誰もが全身泥まみれに!でも楽しい!
当日は雨模様につき、走り切った選手は誰もが全身泥まみれに!でも楽しい!

救護スタッフはさいたまクリテリウムと同じ病院が担当

このイベントの救護を引き受けている「ひかりクリニック」は、さいたまクリテリウムの本戦でも救護を担当している。ケガがないに超したことはないけれど、いざというとき心強い。

救護スタッフとは別に、エンデューロに参加するスタッフの方もいて、大いに大会を満喫していた。サイクリストの気持ちがわかる救護スタッフなら安心感倍増である。

 

イベント詳細

■主催:2018さいたまクリテリウム実行委員会 
■開催日:2018年9月15日(土) 
■会場:荒川彩湖公園(さいたま市桜区大字田島3513-1) 
■コース:彩湖周回コース(約5km) 
■種目:①個人タイムトライアル ②チームエンデューロ

問・2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム