ニュース
クイックステップフロアーズが来季の新タイトルスポンサーを発表
レース
2018.10.09
ＵＣＩワールドチームのクイックステップフロアーズ（ベルギー）が、10月8日に来季チームの第１タイトルスポンサーとして、ベルギーの建材メーカーであるドゥクーニンク社と契約したと発表した。
床材メーカーのクイックステップフロアーズも、引き続き第２タイトルスポンサーを務め、来季のチーム名は「ドゥクーニンク・クイックステップ」になる。チームは２社とも複数年契約を行ったとだけ発表したが、ベルギーのＴＶ局「ｅｅｎ」のニュースでは、ドゥクーニンク社が３年契約を行ったと報じられていた。
ドゥクーニンク社は1937年創業。PVC（塩化ビニール樹脂）を使用した窓枠やドア枠などを製造する会社で、本社は西フランダース州のホーグリード・ヒッツにある。ホーグリード・ヒッツは、2007年にUCIシクロクロス世界選手権が開催された町だ。ドゥクーニンク社の企業ロゴは青字に白抜き文字なので、来季のチームジャージのイメージが大きく変わることはないだろう。
ドゥクーニンク社のフランシス・バンイークホウトＣＥＯは、「ヨーロッパで最も人気のあるスポーツの１つであり、世界規模でも成長している国際的な自転車競技とのこの強力なパートナーシップを我々は喜んでいる。この非常に価値があるスポンサーシップは、ドゥクーニンク社と我々の全ての顧客に多くのビジネスチャンスを提供する。私はこれが、我が社にとって新たな節目となると確信している」と、語っている。
パトリック・ルフェーブルＧＭは、製薬会社のオメガファルマ社との契約が終了した後、長らく新たなタイトルスポンサー探しを続けていたが、昨年は見つけることができず、今年もクイックステップフロアーズが単独でスポンサーを続けていた。必然的にチームは縮小を余儀なくされたが、現在までに69勝を上げ、ＵＣＩワールドツアーランキングで首位をキープし続けている。やっと新しいスポンサーを見つけることができたルフェーブルＧＭは、今頃ホッとしていることだろう。
（チームの公式サイト）
