ビアンキ2019モデルにオルトレXR4、インフィニートCVのディスクモデル登場

サイクルヨーロッパジャパンは2019年新モデルとして、ビアンキ独自の振動除去素材「Countervail（カウンターヴェイル）」を備えた新設計のロードバイクとマウンテンバイクを発表した。
 

「オルトレ XR4 ディスク」はフレームからディスク専用として再設計された。剛性レベルを調整することでリムブレーキ版と遜色ないより高次元の乗り味を実現しており、重量も最小限の増加に留めている。カウンターヴェイルによる優れた振動除去性能に加えて、油圧ディスクブレーキの天候を問わない優れた制動性能により、いかなるコンディション下でも完璧なコントロールを実現する。

フレームセット価格：53万8000(税抜)
シマノ・アルテグラ Di2完成車価格：99万8000(税抜)
シマノ・デュラエースDi2完成車価格：158万円(税抜)
カンパニョーロ・スーパーレコード完成車価格：148万円(税抜)

 

ジャパンカップで実車が日本初公開となった「インフィニート CV ディスク」。カウンターヴェイルが持つ優れた振動除去性能をフル活用し、従来のインフィニート CVとは設計の異なる新フレームとして新たに登場。

エンデュランスバイクのジオメトリーで設計され、快適性だけに留まらずあらゆる性能を向上させ、レース使用にも対応可能。空力的に重要となるフロントセクションおよびシートポストはエアロダイナミクスに配慮した設計になっており、ヘッドチューブもXR4で採用されたエアロハンドル「Metron 5D」に最適化されたのが最大の特徴。剛性向上のためシートステー間に大きなブリッジを設けるなど、レーシング性能を損なわないようバランス調整されたフレーム構造になっている。

フレームセット価格：39万8000円(税抜)
シマノ・アルテグラ完成車価格：63万8000円（税抜）
シマノ・アルテグラ Di2完成車価格：83万8000円(税抜)
シマノ・デュラエースDi2完成車価格：113万8000円（税抜）

 

「メタノール CV RS」は、優れた振動除去性能を持つカウンターヴェイルによりサスペンションを伝わってくる振動を排除し、精度の高いハンドリングと疲労軽減効果を提供することで総合的なパフォーマンスを向上させる「After Shock Control」というコンセプトの元に開発された。

ヘッドチューブアングルを69.5度に設定し、よりリーチを伸ばすことで急斜面の下りや高速で駆け抜けるバームでも自信を持って操作できるようになっている。登坂力と急斜面での安定感を高レベルで兼ね備えており、選手の持つ力を最大限発揮させる最高峰MTBバイク。

Methanol 9.2 CV RS（Shimano XTR 1×12）98万8000円(税抜)
Methanol 9.3 CV RS（Sram X01 Eagle 1×12）74万8000(税抜)
 

メタノール CV RSと同じ基本コンセプトをもとに設計されたMTBバイク「メタノール CV S」。近年のレースシーンで定着している148mm BOOST、ドロッパーシートポスト対応、ショートチェーンステーといった最新の規格を採用しつつ、ヘッドチューブアングルを70～71度に設定し、シングルトラック等で重要となるクイックなハンドリングが可能な設計になっている。MTBワールドカップで培われた性能をより手軽に体験できるように開発された、XCレーシングバイク。

Methanol 9.2 CV S（Sram GX Eagle 1x12）52万円(税抜)


問・サイクルヨーロッパジャパン